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ジャズピアノ/ボーカルの良い講師,駄目な講師 [レッスン]

ふと他の教室ではどのような「レッスン・プログラム」があるのか?と考える事があり,
変な話ですが他教室のホームページを見る事があります。
(まさか「無料体験レッスン」には行きませんがが…笑)

尤もそもそも「レッスンプログラム」なぞない教室が少なくないし,
あるにせよ「秘伝」たるプログラムの全容を軽々しくホームページで公開している訳でなく,
(うちのだって全ては公開してません。尤も「秘伝」にしたい訳でなくページ更新が面倒だから…汗)
実際の内容はよく分かりません。

それでも生徒さん経由で他教室のレッスンの様子が伺える時もあります。

まぁ,うちの教室に通われる生徒さんですから,基本的に他教室より僕の教室が良い,
という前提ですから話に信憑性はありませんが,その範囲で察するに同業者ながら「なかなか良いな」
と思えるものも「こんなレッスンじゃあ駄目だ」と思えるものもあります。

うちとは違うが「良い教室」もあり,似ていようが違おうが「悪い教室」もある

僕と「教え方」が近いものもあれば異なるものもあります。「考え方は異なる」
が「しっかりしたレッスン」がされておられるな,と感じるものもあります。

何れにせよ「良い教室」ですから,僕の所(敢えて「良い教室」に含ませて貰いますが)も含め,
何れの教室の何れを選択するか?は生徒さんの志向や好み,物理的条件や縁次第で
選択されて間違いではないでしょう。

しかし中には「これはどうかな」と思うわせられるレッスンや教室もあります。

という訳で今回は「どうせ言いたい放題」の僭越極まりない本ブログですから,
この際ジャズの「良いレッスン,悪いレッスン」について考えてみたい,と思います。


講師の資質
「ヒトにモノを教える」」に際しては,何よりも講師自身に知識や技能を含む「本質への理解」が必要です。
或いはジャズピアノなりジャズボーカルなりを自らが「お手本」を見せれないようではお話にならないし,
生徒の音楽における「問題部分」を見抜き,それを「矯正」する事で「我流」から離れ,
本来の「個性」にたどり着くように指導できねばなりません。

感性ではなく「読み書き」的基礎を教えれないレッスンは駄目!

「ジャズは自由だ!」とか「ジャズは感性だ!」などと一見尤もらしい旗印の下,
単に「レコードコピーしてきて」という宿題と,単なるセッションを重ねるようなレッスンでは,
「狎(慣)れる」事はあっても「本質」に近づく訳でもないし,そもそも基本的な
読み書き文法的な音楽技法の習得さえ叶わぬでしょう。

或いは,それを埋め合わせるが如く,「理論の本」なぞの問題解きに時間を費やす,というのは,
所詮「勉強している」という錯覚を与えるだけで実効力に欠け,
例えば「ハノンの練習」同様に時間の浪費といえましょう。

何故,そういうレッスンしかできないのか?

結局の所,講師自身の演奏に関しては素人目には「流石だ!」と思えても,
実は本当には「読み書き」ができている訳でなく,ただ「場数を踏む」事による慣れと気合
によるハッタリだけで本人は何とかやり過ごしている,という状態にあるが故,
いざレッスンという「客観的な技能や知識」が必要とされる場合に馬脚を現わす,となりましょう。

教えるのは巧いが自分は弾けない,なんてのもナンセンス

逆に「アタシは弾けないが,教えるのは巧い」なんて講師も困ったもの。

講師自身が「ジャズを修得する為の過程(課程)」を経験せず,人の「ジャズを修得する為の課程」なぞ構築できる筈がありません。

「上級者のレッスンは無理ですが,初心者ならば教えれます」なんて講師もいますが,
「上級者」までをレッスンを構築できてこそ,入門課程のレッスンも指導できる,というもの。


上級クラスを担当できてこそ初めて初級クラスも担当できる

僕自身,講師職は「ピアノやエレクトーン講師を対象とする講師養成課程」を担当する事
からキャリアを始めましたが,なかなか「初級用レッスン」について確信を持てるようになるには,
十数年を要しました。

「上級」の更に上まで進めるようになった事で,漸く「音楽の基礎」が見えてきた,という所。

つまりは「基礎」を教える,なんて事は或る程度以上「音楽の本質」を掴んだ者をして始めて為し得る,
非常に大切な職責です。とてもできないが「我流」や「感覚」だけできる訳でもないし,

「初心者ならば教えれます」なんてシャアシャアと言ってる,そもそも「何も分かっちゃいない人」
に為せる仕事ではないでしょう。

それでも「演奏家向き」と「教育化向き」はありますが

勿論「演奏家向き」「教育化向き」のタイプというものはあります。

「演奏家」の場合,何らかのエンタティメント性(悪くいえばハッタリ)が必要だろうし,
「教育家」の場合,そのハッタリ(個性?)を自らでなく生徒に発揮させる職能が必要となります。

「名演奏家必ずしも名教師にならず」とか逆も真なり,みたいな意見もありますが,クラシック指揮者の「帝王」ヘルベルト・フォン・カラヤンやジャズの「帝王」マイルス・ディビスは音楽講師をしていた訳ではありませんが,
配下のメンバーを大きく育てる能力(プロデュース力ともいえますが)があり最高の「教育家」ともいえましょう。

何を教えるべきか?明確にでき,且,それを教えれる技術を持ってこそ一人前の講師といえるのです

結局の所,「何を教えるべきか?」を明確に理解し,且,「教えれる内容」をより大きく持つ者こそが
「名教師」といえましょうし,

逆に幾ら「教え方が巧い」だの「権威や権力がある」だのと威張った所で,
肝心の「内容」がお粗末ではロクなものではないでしょう。

という訳で「良いレッスン(教室)」ができる講師の条項をまとめますと…

・何を教えるべきか分かっている。 ・教える内容についての自身も技術や知識を充分に持っている。 ・生徒の発展=自分の発展としての喜びを持てる

という事になりましょうか?
僕自身も上記点を目標に励みたいと思います。

Kimball Piano Salon 音楽教室主宰 藤井一成

大阪市北区豊崎3-10-2 I&F梅田ビル705(阪急梅田劇場北向かい)

「ジャズピアノ」「ジャズボーカル」「クラシックピアノ」科 http://www016.upp.so-net.ne.jp/kimball

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