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子供に「ジャズ」を学ばせる理由 大阪梅田Kimball 音楽教室の場合 [レッスン]

前回より「子供へのジャズ教育」についてお問い合わせ頂いた優子さんへの返信、
という形でこのブログを書かせて頂いております。

優子さんはご自身の教室で「子供」の生徒さんに「ジャズ」のレッスンを為され、
盛り上がっておられる、というピアノの先生ですが、僕が研究している
りー・エバンス等の「ジャズ・メソッド」について関心を持たれ、
メールにて相談に来られました。

何度か書きましたが、僕自身は「子供へのジャズ教育」を云々する以前に
「子供のレッスン」の経験自体が殆となく、とてもではないが
「子供のジャズ」についてお教えできるような立場ではありません。

尤も「大人」へのジャズレッスンは長年続けているし、
趣味と実績(?)を兼ね、世界の「ジャズ教材」を研究、
国内出版や監修にも関わり、もしかして「子供へのジャズ教育」についても
お話しできるだろうし、むしろ、優子さんから色々と伺うのが楽しみ、という所です。

但し、何しろ「貧乏暇なし」状態が悪化し、
なかなかお会いできる時間が取れないので、
時々、メール等での交信や電話でのお話しをさせて頂いてましたが、
色々と面白い話もあるし、前回書いた如く、
いっそ、ブライペート部分は伏せるとして、
音楽やレッスンに関しては、このブログによる「公開」で書く、
というスタイルにしました。

という訳で、優子さんとの交信ですが、
お子様を持つご両親、「子供」の生徒を持たれる先生等の
「子供へのジャズ教育」にご関心があられる方、
或いは「大人」の「これからピアノやジャズを学びたい」という方は
是非お読み下さい。


「子供」に「ジャズ」を教える理由

優子様

「子供へのジャズ教育」については「教材」や「レッスン・プログラム」のどれが良いか、
どう教えるか、という話も大事ですが、そもそも「子供にジャズを教える」理由について
明確にする事が先だと思うようになりました。

実は僕の教室にも、極く稀には「子供にジャズを教えて欲しい」というお母さんが
お越しになられる事があります。

僕の教室であるKimball Piano Salonは大阪梅田の商業地域にありますから、
近所の子供(や大人)が「近所にあるから」という理由で習いに来る教室ではなく、
会社帰りにの方や、遠方の方が、レッスン内容に興味を持たれて、
他教室との比較の上で入会される、というケースが殆どです。

簡単にいえば「ジャズピアノ/ボーカルが上手になりたい」という動機で来られる訳で、
僕達の仕事は「どうすれば上手になるのか?」を考える事から始まり、
「ジャズに興味を持ってもらおう」という事は僕達としては考えてなくとも済みます。

尤も「子供」の場合、本人が「ジャズを弾きたい(歌いたい)」などと要求する筈がなく、
先生なり親が引合せない限り、「子供」が「ジャズ」と関わる事はないでしょう。

つまりは「ジャズに興味を持たせる」という事を最大の仕事とせねば
「子供へのジャズ教育」はあり得ない訳です。

更にいえば「なぜ子供にジャズを学ばせるのか(興味を持たせ、好きにさせるのか)」
について、しっかりした考えてを持たねばなりません。

「子供にジャズを教える」理由は?

たまに「子供にジャズを教えて欲しい」というお母さんが僕の教室に来られる事があります。

僕の方では「なぜクラシックでなくジャズを学ばせたいのですか?」と興味を持ってしまいます。

それに対し異口同音に言われるのが「クラシックは堅苦しいのでツマラナイし、
ガサツなうちの子供には合わない。楽譜を使わず自由に即興できるジャズならば、
うちの子供にも合うんじゃないか」という「ジャズ=自由な音楽」説が一つ。

或いは「将来、職業音楽家を目指させたいが、クラシックだと経済的に大変そうだが、
ジャズならば稼げるように思えるので、ジャズを習わせたい」なんて話があって
思わず吹出して(笑って)しまいます。

僕達としては「将来のジャズミュージシャン」の養成を目標として
「子供のジャズ教育」をお勧めする訳では全くなく、
仮に「子供」本人が「ジャズミュージシャン」を目指したい、から言って、
子供の時分から「ジャズ・レッスン」を始めたとて、
成人後に「ジャズ」を始めた人よりも有利に事が進む、
というものでもない筈です。

むしろ、昔、存在した「エレクトーンを曲芸の如くに弾きまくる子供」を「養成」した
「楽器屋さんの音楽教室」と同様、そういう「天才的な子供」の大部分が、
「二十歳を過ぎればただの人」へと逆行してしまう甚だ憂慮すべき結果を
招くだけでしょう。

では一体何のために「子供」に「ジャズ」を教えるべきなのか?
つまり「目的」を明確にしない事には「教材」や「レッスンプログラム」は立てれない訳で、
この部分について突っ込んで考えてみました。

つづく

PS 写真は「子供へのジャズ教育」に有力な教材 リー・エバンス著「Jazz Mataz」

Kimball Piano Salon /チャールストン倶楽部主宰 藤井一成

大阪梅田芸術劇場北向かい ℡0705-436-5371
http://www016.upp.so-net.ne.jp/kimball/Kimball_Piano_Salon

Jazzmataz2.jpg



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