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「一段譜」を用いないジャズピアノ・レッスンの勧め 大阪梅田KPS音楽教室 [Kimball Piano Salon]

KPS音楽教室のジャズ・レッスン・プログラムは他教室と全く違う
前回ジャズの「良いレッスン」と「悪いレッスン」について私見を述べました。
当然(!)僕のレッスンはむ前者に含まれる筈ですが(汗),
僕とは考え方が違うが「良いレッスン」も沢山存在する,
とも述べました。まぁ当然といえば当然ですけどね…。

というか僕のレッスン・プログラム(メソード)がむしろ特殊であり,
他とは相当に違うと思います。

という訳で今回は僕が主宰する「Kimball Piano Salon音楽教室」の
レッスン・プログラムの特異性というか特徴についてお話しましょう。

一段譜から入らないレッスン・プログラム

これはご同業の「マトモなジャズピアノ講師」からも「えっそうなの!」と驚かれる
KPS音楽教室の特徴ですが,基本的には「一段譜(Sheet Music)」は用いません。

「一段譜」とは「メロディーとコードだけが書かれた楽譜」でして
ジャズピアニストたるもの,これで即興や編曲ができて当然,
というか「一段譜から編曲/即興」をする事が「ジャズ」ともいえます。

逆に言えば「二段譜(通常の両手用に書かれたピアノ譜)」で弾いている限り
「ジャズ」ではない,とも言えましょう。

にも関わらず僕達のレッスンでは「一段譜」ではなく「ピアノ譜(二段譜)」しか用い
ません。

いわゆる「クラシックピアノしか経験がない」人がジャズ/ポピュラー系ピアノに対し
「自分にはできない!」と敷居が高く感じる一因がこの「一段譜」を用いるからだ,
とも言われています。
しかし僕達が「一段譜」を用いないのは「敷居を低くするため」では全くありません!


ナポリタンVSタラコ・スパゲティー=亜流と模倣の何れがベター「ジャズ」習得

前述の如く「一段譜」による自分自身の編曲や即興ができない限り,
つまり「二段譜を見て弾いている限り」それは厳密な意味での「ジャズ」とは言えません。
勿論「ジャズでななくてもエエやんか」という開き直りもできなくはありませんが,
あくまで僕達は最終目標が「ジャズ」である事はにはこだわっています。

にもかかわらず僕達が「一段譜」を重視しないのは何故か?
僕が逆に疑問を持つのは「一段譜を用いる」或いは
「ジャズ風アドリブ・フレーズやコード・パターン鳴らす」という要件を満たしていさえすれば,
「本物のジャズ」だと呼べるのか?という点です。
(「ジャズやブルースの魂」がどうこう,という意味でなく音響的な意味で。)

はっきり言って日本で「ジャズ」やら「ブルース」とか呼ばれる演奏の大部分が,
「ジャズ」なり「ブルース」に似てはいるものの,なるほど「ジャズやブルース風の
アドリブとコード」が貼り付けられてはいるものの,
本来の「ジャズ」とは別物の「歌謡曲の一種」なのですはないか,と僕は感じています。

いわば日本独自の料理である喫茶店で出てくる「ナポリタン・スパゲティー」みたいなモノなのです。

勿論,「ナポリタン・スパゲティ」も,これはこれで美味しい訳で「ジャズ/ブルース風歌謡曲」
も独特の魅力がありましょうが…。

但し喫茶店にて「アメリカン・コーヒー」と「ウィナー・ソーセージ」が入った
「ナポリタン・スパゲティ」を摂りつつ,このブログを書いている僕(汗)ですが,
音楽に関しては「ナポリタン」に相当する「ジャズ風歌謡曲」ではなく,
「イタメシやパスタ屋さんのパスタ」の如し「本来のジャズ」から
模倣する(学ぶ)事を志向しています。

ケチャップを混ぜてスパゲティを炒める「ナポリタン」は,
実はナポリにもイタリアにもない「日本料理」の一種ですが,
そもそもケチャップ自体が「イタリア料理」にありません。

「本物のトマトソースを作る」という過程を得ずとも「トマトソース色に染まる」という点で
ケチャップは便利な調味料でけすが,これを用いた時点で「イタリア料理としてのパスタ」
とは似て非なるものになります。

ジャズの場合もフレーズやコードを貼り付け,それらしき雰囲気さえ漂わせれば,
それが「ジャズ」になるのか?といえば,
ケチャップで炒めた「ナポリタン・スパゲティ」が「イタリア料理のパスタ」でないのと同様,
やはり似て非なるものにしかならないでしょう。

むしろタラコや納豆,醤油等の「和食の食材」を用いてできる「タラコ・スパゲティー」や
「納豆スパゲティ」といえど,
カルボナーラやトマトのスパゲティと同じ過程を経る訳で「和風」とはいえ
「イタリア料理のパスタ」に含まれ訳です。

そもそも「ジャズ」とは何か?という定義がはっきりしませんが,
ケチャップで炒める「ナポリタン・スパディ」が「イタリア料理」でないのと同様,
単に「ジャズフレーズやコードが貼り付けられた」からと言って「ジャズ」ではない,と僕は考えます。

むしろ「トマトを煮込んでソースを作る~パスタを茹でる~両者をからめる」という過程を踏んでいれば,
トマトでなくタラコや納豆,醤油であろうが「和風のイタリア料理」であるのと同様,
「ハーモニーやリズムを形成する~フレーズを作り出す~」という「ジャズ本来の過程」さえ踏めば,
仮に「ジャズっぽい」フレーズやコードが一つもなくても「ジャズ」といえると思います。

「ナポリタン・スパゲティー」と「タラコ・スパゲティー」のどちらが「本来のイタリア料理」に近いのか?
といえば,見てくれと名前はさておき「料理の過程」が同じ,という観点から「タラコ・スパゲティ」
に軍配が上がりましょう。(近いから良くて,遠いから駄目なのか?は必ずしもいえませんが)

つまり「一段譜」こそ用いてはいるものの,ケチャップに匹敵する「ジャズ・フレーズやコード」
で仕上げてしまうよりは,「二段譜」だろうが,そこからジャズのリズムをちゃんと造り,
ハーモニーを形成させていく方が「ジャズの模倣」としては本来のものに近い,と僕は考えます。

リー・エバンス,マーサー・ミアー,ラリー・ミンスキー等の「ジャズピアノ曲集」で 本物のジャズを身体で吸収します。

KPS「ジャズ」科は初級コースから上級コースまでランクがありますが,
用いる教材はあまり違わず,相当弾ける方であっても,
初級でも用いるリー・エバンス,マーサー・ミアー,ラリー・ミンスキー等の
曲集から入門される事をおススメします。

或いはオスカー・ピーターソンの「ジャズ・エチュード」も素晴らしい。

いずれにせよ,それらの曲集を「ただ弾くだけ」では,なるほど「二段譜を弾いてるだけ」に過ぎませんが,
一曲づつ理論的な分析をしたり,リズムやハーモニーを吸収すれば立派な「ジャズ教材」になるし,
内容をちゃんと把握し,ちゃんと演奏する事で「ジャズを学ぶ」事ができると思います。

少なくとも「ジャズフレーズ」を貼り付けてはいるものの,構造等が「我流」のままであれば,
何年やろうが,その先には上達が行き詰まるに対し,「二段譜から吸収する」方法ならば,
永遠に行き詰まることなく,いつしか技術や知識が血肉となり,
「本物のジャズ」の即興もできるようになりましょう。

そういう意味からKPSでは「二段譜」によるジャズ学習を推進する次第です。

Kimball Piano Salon音楽教室主宰 藤井一成
大阪市北区豊崎3-10-2 I&F梅田ビル705(阪急梅田芸術劇場北向かい)
℡ 0705-436-5371(代表) http://www016.upp.so-net.ne.jp/kimball
ジャズピアノ,ジャズボーカル Basicコースむ
月2回8000円,3回11000円 4回13000円 一回90分

ガーシュイん表紙.jpg























































































































































































Jazz, Rags & Blues: 9 Original Pieces For the Late Intermediate Pianist

Jazz, Rags & Blues: 9 Original Pieces For the Late Intermediate Pianist

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: Alfred Pub Co
  • 発売日: 1998/10
  • メディア: ペーパーバック



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  • 発売日: 1998/10
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Jazz, Rags & Blues: 10 Original Pieces for the Late Elementary to Early Intermediate Pianist

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: Alfred Pub Co
  • 発売日: 2010/09
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2014-01-25

KPS音楽教室のジャズ・レッスン・プログラムは他教室と全く違う
前回ジャズの「良いレッスン」と「悪いレッスン」について私見を述べました。
当然(!)僕のレッスンはむ前者に含まれる筈ですが(汗),
僕とは考え方が違うが「良いレッスン」も沢山存在する,
とも述べました。まぁ当然といえば当然ですけどね…。

というか僕のレッスン・プログラム(メソード)がむしろ特殊であり,
他とは相当に違うと思います。

という訳で今回は僕が主宰する「Kimball Piano Salon音楽教室」の
レッスン・プログラムの特異性というか特徴についてお話しましょう。

一段譜から入らないレッスン・プログラム

これはご同業の「マトモなジャズピアノ講師」からも「えっそうなの!」と驚かれる
KPS音楽教室の特徴ですが,基本的には「一段譜(Sheet Music)」は用いません。

「一段譜」とは「メロディーとコードだけが書かれた楽譜」でして
ジャズピアニストたるもの,これで即興や編曲ができて当然,
というか「一段譜から編曲/即興」をする事が「ジャズ」ともいえます。

逆に言えば「二段譜(通常の両手用に書かれたピアノ譜)」で弾いている限り
「ジャズ」ではない,とも言えましょう。

にも関わらず僕達のレッスンでは「一段譜」ではなく「ピアノ譜(二段譜)」しか用い
ません。

いわゆる「クラシックピアノしか経験がない」人がジャズ/ポピュラー系ピアノに対し
「自分にはできない!」と敷居が高く感じる一因がこの「一段譜」を用いるからだ,
とも言われています。
しかし僕達が「一段譜」を用いないのは「敷居を低くするため」では全くありません!


ナポリタンVSタラコ・スパゲティー=亜流と模倣の何れがベター「ジャズ」習得

前述の如く「一段譜」による自分自身の編曲や即興ができない限り,
つまり「二段譜を見て弾いている限り」それは厳密な意味での「ジャズ」とは言えません。
勿論「ジャズでななくてもエエやんか」という開き直りもできなくはありませんが,
あくまで僕達は最終目標が「ジャズ」である事はにはこだわっています。

にもかかわらず僕達が「一段譜」を重視しないのは何故か?
僕が逆に疑問を持つのは「一段譜を用いる」或いは
「ジャズ風アドリブ・フレーズやコード・パターン鳴らす」という要件を満たしていさえすれば,
「本物のジャズ」だと呼べるのか?という点です。
(「ジャズやブルースの魂」がどうこう,という意味でなく音響的な意味で。)

はっきり言って日本で「ジャズ」やら「ブルース」とか呼ばれる演奏の大部分が,
「ジャズ」なり「ブルース」に似てはいるものの,なるほど「ジャズやブルース風の
アドリブとコード」が貼り付けられてはいるものの,
本来の「ジャズ」とは別物の「歌謡曲の一種」なのですはないか,と僕は感じています。

いわば日本独自の料理である喫茶店で出てくる「ナポリタン・スパゲティー」みたいなモノなのです。

勿論,「ナポリタン・スパゲティ」も,これはこれで美味しい訳で「ジャズ/ブルース風歌謡曲」
も独特の魅力がありましょうが…。

但し喫茶店にて「アメリカン・コーヒー」と「ウィナー・ソーセージ」が入った
「ナポリタン・スパゲティ」を摂りつつ,このブログを書いている僕(汗)ですが,
音楽に関しては「ナポリタン」に相当する「ジャズ風歌謡曲」ではなく,
「イタメシやパスタ屋さんのパスタ」の如し「本来のジャズ」から
模倣する(学ぶ)事を志向しています。

ケチャップを混ぜてスパゲティを炒める「ナポリタン」は,
実はナポリにもイタリアにもない「日本料理」の一種ですが,
そもそもケチャップ自体が「イタリア料理」にありません。

「本物のトマトソースを作る」という過程を得ずとも「トマトソース色に染まる」という点で
ケチャップは便利な調味料でけすが,これを用いた時点で「イタリア料理としてのパスタ」
とは似て非なるものになります。

ジャズの場合もフレーズやコードを貼り付け,それらしき雰囲気さえ漂わせれば,
それが「ジャズ」になるのか?といえば,
ケチャップで炒めた「ナポリタン・スパゲティ」が「イタリア料理のパスタ」でないのと同様,
やはり似て非なるものにしかならないでしょう。

むしろタラコや納豆,醤油等の「和食の食材」を用いてできる「タラコ・スパゲティー」や
「納豆スパゲティ」といえど,
カルボナーラやトマトのスパゲティと同じ過程を経る訳で「和風」とはいえ
「イタリア料理のパスタ」に含まれ訳です。

そもそも「ジャズ」とは何か?という定義がはっきりしませんが,
ケチャップで炒める「ナポリタン・スパディ」が「イタリア料理」でないのと同様,
単に「ジャズフレーズやコードが貼り付けられた」からと言って「ジャズ」ではない,と僕は考えます。

むしろ「トマトを煮込んでソースを作る~パスタを茹でる~両者をからめる」という過程を踏んでいれば,
トマトでなくタラコや納豆,醤油であろうが「和風のイタリア料理」であるのと同様,
「ハーモニーやリズムを形成する~フレーズを作り出す~」という「ジャズ本来の過程」さえ踏めば,
仮に「ジャズっぽい」フレーズやコードが一つもなくても「ジャズ」といえると思います。

「ナポリタン・スパゲティー」と「タラコ・スパゲティー」のどちらが「本来のイタリア料理」に近いのか?
といえば,見てくれと名前はさておき「料理の過程」が同じ,という観点から「タラコ・スパゲティ」
に軍配が上がりましょう。(近いから良くて,遠いから駄目なのか?は必ずしもいえませんが)

つまり「一段譜」こそ用いてはいるものの,ケチャップに匹敵する「ジャズ・フレーズやコード」
で仕上げてしまうよりは,「二段譜」だろうが,そこからジャズのリズムをちゃんと造り,
ハーモニーを形成させていく方が「ジャズの模倣」としては本来のものに近い,と僕は考えます。

リー・エバンス,マーサー・ミアー,ラリー・ミンスキー等の「ジャズピアノ曲集」で 本物のジャズを身体で吸収します。

KPS「ジャズ」科は初級コースから上級コースまでランクがありますが,
用いる教材はあまり違わず,相当弾ける方であっても,
初級でも用いるリー・エバンス,マーサー・ミアー,ラリー・ミンスキー等の
曲集から入門される事をおススメします。

或いはオスカー・ピーターソンの「ジャズ・エチュード」も素晴らしい。

いずれにせよ,それらの曲集を「ただ弾くだけ」では,なるほど「二段譜を弾いてるだけ」に過ぎませんが,
一曲づつ理論的な分析をしたり,リズムやハーモニーを吸収すれば立派な「ジャズ教材」になるし,
内容をちゃんと把握し,ちゃんと演奏する事で「ジャズを学ぶ」事ができると思います。

少なくとも「ジャズフレーズ」を貼り付けてはいるものの,構造等が「我流」のままであれば,
何年やろうが,その先には上達が行き詰まるに対し,「二段譜から吸収する」方法ならば,
永遠に行き詰まることなく,いつしか技術や知識が血肉となり,
「本物のジャズ」の即興もできるようになりましょう。

そういう意味からKPSでは「二段譜」によるジャズ学習を推進する次第です。

Kimball Piano Salon音楽教室主宰 藤井一成
大阪市北区豊崎3-10-2 I&F梅田ビル705(阪急梅田芸術劇場北向かい)
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ジャズピアノ/ボーカルの良い講師,駄目な講師 [レッスン]

ふと他の教室ではどのような「レッスン・プログラム」があるのか?と考える事があり,
変な話ですが他教室のホームページを見る事があります。
(まさか「無料体験レッスン」には行きませんがが…笑)

尤もそもそも「レッスンプログラム」なぞない教室が少なくないし,
あるにせよ「秘伝」たるプログラムの全容を軽々しくホームページで公開している訳でなく,
(うちのだって全ては公開してません。尤も「秘伝」にしたい訳でなくページ更新が面倒だから…汗)
実際の内容はよく分かりません。

それでも生徒さん経由で他教室のレッスンの様子が伺える時もあります。

まぁ,うちの教室に通われる生徒さんですから,基本的に他教室より僕の教室が良い,
という前提ですから話に信憑性はありませんが,その範囲で察するに同業者ながら「なかなか良いな」
と思えるものも「こんなレッスンじゃあ駄目だ」と思えるものもあります。

うちとは違うが「良い教室」もあり,似ていようが違おうが「悪い教室」もある

僕と「教え方」が近いものもあれば異なるものもあります。「考え方は異なる」
が「しっかりしたレッスン」がされておられるな,と感じるものもあります。

何れにせよ「良い教室」ですから,僕の所(敢えて「良い教室」に含ませて貰いますが)も含め,
何れの教室の何れを選択するか?は生徒さんの志向や好み,物理的条件や縁次第で
選択されて間違いではないでしょう。

しかし中には「これはどうかな」と思うわせられるレッスンや教室もあります。

という訳で今回は「どうせ言いたい放題」の僭越極まりない本ブログですから,
この際ジャズの「良いレッスン,悪いレッスン」について考えてみたい,と思います。


講師の資質
「ヒトにモノを教える」」に際しては,何よりも講師自身に知識や技能を含む「本質への理解」が必要です。
或いはジャズピアノなりジャズボーカルなりを自らが「お手本」を見せれないようではお話にならないし,
生徒の音楽における「問題部分」を見抜き,それを「矯正」する事で「我流」から離れ,
本来の「個性」にたどり着くように指導できねばなりません。

感性ではなく「読み書き」的基礎を教えれないレッスンは駄目!

「ジャズは自由だ!」とか「ジャズは感性だ!」などと一見尤もらしい旗印の下,
単に「レコードコピーしてきて」という宿題と,単なるセッションを重ねるようなレッスンでは,
「狎(慣)れる」事はあっても「本質」に近づく訳でもないし,そもそも基本的な
読み書き文法的な音楽技法の習得さえ叶わぬでしょう。

或いは,それを埋め合わせるが如く,「理論の本」なぞの問題解きに時間を費やす,というのは,
所詮「勉強している」という錯覚を与えるだけで実効力に欠け,
例えば「ハノンの練習」同様に時間の浪費といえましょう。

何故,そういうレッスンしかできないのか?

結局の所,講師自身の演奏に関しては素人目には「流石だ!」と思えても,
実は本当には「読み書き」ができている訳でなく,ただ「場数を踏む」事による慣れと気合
によるハッタリだけで本人は何とかやり過ごしている,という状態にあるが故,
いざレッスンという「客観的な技能や知識」が必要とされる場合に馬脚を現わす,となりましょう。

教えるのは巧いが自分は弾けない,なんてのもナンセンス

逆に「アタシは弾けないが,教えるのは巧い」なんて講師も困ったもの。

講師自身が「ジャズを修得する為の過程(課程)」を経験せず,人の「ジャズを修得する為の課程」なぞ構築できる筈がありません。

「上級者のレッスンは無理ですが,初心者ならば教えれます」なんて講師もいますが,
「上級者」までをレッスンを構築できてこそ,入門課程のレッスンも指導できる,というもの。


上級クラスを担当できてこそ初めて初級クラスも担当できる

僕自身,講師職は「ピアノやエレクトーン講師を対象とする講師養成課程」を担当する事
からキャリアを始めましたが,なかなか「初級用レッスン」について確信を持てるようになるには,
十数年を要しました。

「上級」の更に上まで進めるようになった事で,漸く「音楽の基礎」が見えてきた,という所。

つまりは「基礎」を教える,なんて事は或る程度以上「音楽の本質」を掴んだ者をして始めて為し得る,
非常に大切な職責です。とてもできないが「我流」や「感覚」だけできる訳でもないし,

「初心者ならば教えれます」なんてシャアシャアと言ってる,そもそも「何も分かっちゃいない人」
に為せる仕事ではないでしょう。

それでも「演奏家向き」と「教育化向き」はありますが

勿論「演奏家向き」「教育化向き」のタイプというものはあります。

「演奏家」の場合,何らかのエンタティメント性(悪くいえばハッタリ)が必要だろうし,
「教育家」の場合,そのハッタリ(個性?)を自らでなく生徒に発揮させる職能が必要となります。

「名演奏家必ずしも名教師にならず」とか逆も真なり,みたいな意見もありますが,クラシック指揮者の「帝王」ヘルベルト・フォン・カラヤンやジャズの「帝王」マイルス・ディビスは音楽講師をしていた訳ではありませんが,
配下のメンバーを大きく育てる能力(プロデュース力ともいえますが)があり最高の「教育家」ともいえましょう。

何を教えるべきか?明確にでき,且,それを教えれる技術を持ってこそ一人前の講師といえるのです

結局の所,「何を教えるべきか?」を明確に理解し,且,「教えれる内容」をより大きく持つ者こそが
「名教師」といえましょうし,

逆に幾ら「教え方が巧い」だの「権威や権力がある」だのと威張った所で,
肝心の「内容」がお粗末ではロクなものではないでしょう。

という訳で「良いレッスン(教室)」ができる講師の条項をまとめますと…

・何を教えるべきか分かっている。 ・教える内容についての自身も技術や知識を充分に持っている。 ・生徒の発展=自分の発展としての喜びを持てる

という事になりましょうか?
僕自身も上記点を目標に励みたいと思います。

Kimball Piano Salon 音楽教室主宰 藤井一成

大阪市北区豊崎3-10-2 I&F梅田ビル705(阪急梅田劇場北向かい)

「ジャズピアノ」「ジャズボーカル」「クラシックピアノ」科 http://www016.upp.so-net.ne.jp/kimball

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初心者にも優しいジャズピアノ教室 大阪梅田KPS

前回,僕自身の「ジャズピアノ練習」のパターンについて書いた所,
「その練習内容について詳しく教えて」とか「その内容でレッスンして欲しい
(教室入会したい)」という問合せを頂きました。ありがとうございました。

僕自身の「練習方法」はジャズピアノの経験が或る程度ないと
「楽譜を弾いて終わり」となろうし「楽譜をジャズリズムに換算して弾く」
という基礎がないと,前回も書きましたがオスカー・ピーターソンの
名著「エチュード」にせよ全然ツマラナイ曲集にしか聴こえないでしょう。

それはそうと例年,この時期は僕が主宰するKPS梅田/音楽教室への
お問合せが集まり,個別に教室についてご説明致しますが,
大筋については,このブログでもご紹介(つまりは生徒募集の宣伝)させて貰おうかな,
と思いますので,僕達KPS音楽教室がお薦めする「練習法」=「レッスンプログラム」
について今日はお話しましょう。

ところで「Kimball Piano Salon音楽教室のホームページ」をご紹介しておりますが,
実はこれは内容が古く,現在の教室内容はは生徒さんの音楽志向に応じて専門化し,
(まだホームページとしては公開していませんが)三系統の教室となります。
(「チャールストン倶楽部」「Lounge Music Project」「Shizen」)

話を戻しますと僕自身の「練習法」は一応「上級向け」ですが,
KPS音楽教室にお越しくださる生徒さんはプロやセミプロの方もおられますが,
大部分は「ピアノは子供の時に習ってましたが,ジャズの事は全然知らない」とか
「ピアノ自体全く経験がない」という方が大半を占めます。

ならば「ピアノベーシック・クラス」=ピアノ入門〜ソナチネ程度の方を対象とする
クラスからのまずはご紹介させて頂ます。

「ジャズ経験は全くない!」いう方も「そもそもピアノ経験自体が全くない!」という方にもアートを嗜んで頂けるKPS音楽教室のレッスン

つまり「初心者の為のレッスンプログラムが充実していますよ!」と言いたい訳ですが,
そう自負できるようになったのは,正直言って,この三年くらいなんです。

僕が現住所(阪急梅田にある「梅田芸術劇場」の北向かいにあるビルの一室)にて
教室業務を始めたのは12年前からですが,当時は屋号を「AI Music Salon」といい,
一般対象の音楽教室というよりは,AI-MSが必要とする人材(講師やプレーヤー)育成を
主目的とするやや特殊な教室集団でした。

僕は1990年代の初頭よりいわゆる「講師/プレーヤー養成科」担当講師として
セミナーなり個人レッスンを持つ,という型で講師活動を始めましたが,
それ以前に例えば「近所の子供にピアノを教えた」等の一般講師の経験が殆ど
ありませんでした。

と言っても正に僕が大嫌いな「プロ・ミュージシャンがレッスンします」
という「大筋は良くても具体的な教育法はない」という雑く,
言う程にはプログラムとして整っていない,という代物でしたが,,
幸い,生徒さんの多数がヤマハ等の音楽講師としてバリバリに活動されておられる
方でしたので,生徒さんの方でちゃんとレッスンの体を為すように整えて下さった,
という次第でした。

結局の僕の「ジャズピアノ・スクール」は大当たりしたのは良いとして,
当時はリクルート雑誌なぞも活用しての「生徒募集」営業を展開した結果,
千差万別な生徒さんが大量に集まったのは良いとして問題が浮上。

問題というのは「上級の生徒が集まったので,自分の知識や技能では対応できなくなった」という事は一度もなかったにせよ,内心ヒヤヒヤさせられたのが「初級の生徒さん」も大量にご入会された事。

ピアノやエレクトーン講師,プレーヤー等の「上級」を教えれるから,と言って,
「初級」となると,正直な所,一体何をどうやって教えば良いのか?すら思いつかない,
という有様でした。

「上級」は僕自身が自らに課した課題をそのまま与えれば事足ります。

或は「中級(子供の時にソナチネ程度習った経験がジャズ経験なし)」というヒトに関しても,日本が生んだ国際的な「ジャズ教育家」であられる稲森康利先生のメソードがピッタリ来ました。又,1990年代当時の僕自身が,稲森メソードの「中級」課程については,
その実,初めて聴くような話に満ち,それをレッスンで用いる事は自己の演奏や作編曲のスキル向上という観点では大変に有効でした。

問題は稲森メソードの「中級」の楽譜が弾けない,つまりピアノ自体も習う必要が
ある生徒さんへのレッスンですが,告白すれば,当時は相当にいい加減だった,
という他にやりようがなかった,という所です。

結局「ピアノベーシック」に関してはよく分からぬまま2001年に独立し,
現住所で「AI Music Salon(現のKimball Piano Salonの前身)」を設立。

その後五年位も「稲森メソード」一発でしたが,名前こそ変えたのは,
三年前ですが,徐々に音楽教室としての内容を変えていきました。

というのは僕自身は「カフェ・ピアニスト」というどうにも逃げられない宿命
みたいな稼業が相当に多忙でしたが,教室業務に関しては元々は「ピアノ演奏自体」は
あまり教えず,ジャズ=ポピュラーの編曲や即興に絞って教える,というのが
当初のスタイルでした。

ところが独立し,自分でピアノ・スタジオを構える,つまりは自分のピアノを弾く,
というスタイルになりますと,ジャズの理論面の事も重要ながら,生徒さんの
「ピアノ奏法」等についも目がいき,その指導にも意識が入り出しました。

「稲森メソード」では「ピアノの弾き方」が分からない,という事はないにせよ,
元々が「ピアノ教本」ではないので,これだけでは「ピアノの弾き方」のレッスン
教材としては充分ではありません。

又,僕自分自身のカフェ演奏も長年に渡り,稲森先生の編曲楽譜を基にし,
稲森著「ジャズ・スタンダード」全五巻を座右のバイブルとして勉強しておりました。

ところが偶々手に入れた輸入版の「スタインウェイ・ライブラリー/Piano Styling of Great Standerd」全六巻他がより「ニューヨーク・スタイルのラウンジ・ジャズ」
だった事が少々と,楽譜には運指も書かれ「ピアノ・エチュード」的な性格も持つ事
が最大理由で,僕自身の「ラウンジ・ジャズ」のバイブルも生徒さんの教材も
こちらに移行していきました。
(「スタインウェィ・ライブラリー」は現在KPS音楽教室「Elegance Style」の基本教材)

結局,屋号をデジタル楽器も含む音楽創造を目指す,という意味の「AI Music Salon」
から「暖かみのあるアコースティック・ピアノ音楽の追求」と意味の「Kimball Piano Salon」に変え,より「ピアノ・レッスン」つまり「ピアノの弾き方から学べる教室」という志向を明確に打ち出しました。

その祭に大問題であった「初級クラス」のメソードについても,
12年前に独立して以来,英国王立音楽院やその関連の「Making Gread」
「Hand on Piano」「Micro Jazz」等の英国系メソードを研究,
或はKPSになる前後から米国系のリー・エバンスやマーサー・ミアー,
ラリー・ミンスキー等のメソードを研究。

生徒さんへの「人体実験(?!)」を数多く行い,色々な教材を組み合わせての,
KPS独自の「レッスン・プログラム」を造り出した次第です。

そんな訳で「初心者向けのプログラムが充実」したジャズピアノ教室
といえましょう。

おっとって,こんな話では全然「練習法」が分かりませんね。
時間が来たので今日はここで終わっておきますが,
次回はでは「初心者」は何を「練習すべきか?」,
KPS音楽教室では何を教えているのか?というお話を続けます。

Kimball Piano Salon 梅田音楽教室 主宰 藤井一成 
大阪市北区豊崎3-10-2 I&F梅田ビル705 TEL (0705)436-5371
(阪急梅田芸術劇場北向い)
ジャズピアノ,ジャズボーカル,クラシックピアノ他
テディ・ウィルソン2.jpg





















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カフェピアニストの毎日の「ジャズピアノ/ボーカル」練習法 [レッスン]

皆さん,明けましておめでとうございます!お正月を如何お過ごしでしょうか?

僕は恒例のミレニアムイベント(初詣)やら親戚集合やらの後,
「つかの間の休暇を楽しんでいる」といいたい所ですがピアノ演奏を稼業とするが故,
正月も盆も関係なく,何はともあれピアノや歌の稽古はせねばならず,早速に取り掛かると,
いつもよりも暇なせいか色々な事が思い浮かんできます。


尤もお正月だからと言って格別変わった練習をする訳ではなく,
十年一日の如し,同じ事を只管に繰り返す課題を今日もやる,というだけの話ですが…。

そういえば,先日,知人のジャズピアニストとスタバでお茶なぞしておりましたが,
話題は十年一日の如く「どこのピアノが良い」「誰それの演奏は良い(又は悪い)」
「今の自分のスタイルは何」等が繰り返されますがこれも定番である
「どういう練習をしているのか?」に移りました。

彼は元々はギタリストだったのがピアニストに転向した故,
僕もそうですがプロアマ問わずジャズピアニストによくある「元々クラシックピアノの経験があり,
ジャズに転向した」というパターンではなく,未だに二段譜のクラシック曲の演奏は不得手で,
しかし「指の力を付けたい」とやらで一日に何時間もハノンやら音階を練習する,との事。

「そりゃあご苦労さん」と僕が笑いながら褒めているようなカラカッテように声をかけると,
僕が人様に「ピアノ奏法がどうたら」とお教えするのを生業としている事を知っている彼は
「実はハノンや音階を何時間かかけて練習する日々が正しいの否か不安になっている」と相談を始めました。

「カフェラテを奢ってくれるならばお教えするが…」と僕は前置きし,
「何時間もハノンを練習しているならば確実にハノンは上達する」しかし
「だからといってピアノが総体として上達している訳では決してない」と指摘するとガーンときた様子。

「ハノンが上達」したからと言って,別にバッハが弾ける訳でも,
ビル・エバンスのようなジャズハーモニーが紡げる訳でも全くないでしょう。

「そやけどハノンを二三時間弾くと指がよく動くようになって,
チック・コリアやマッコイ・タイナー風に速いパッセージがパラパラ弾けるで」
と彼が必至になって言うので「チック・コリアみたいに弾きたければ,始めからチック・コリアの
コピー譜でも買ってきて二時間練習するが,より上達するやろう」と返してやると,
「ホンマや!」と飛び上がりました。

書くと「そんなもん当たり前やろう」と誰でも思う筈ですが,
結構,音楽の練習法というのは,なまじ出来ないウチは,一見良さそうな,
しかし結局駄目な方法に惹かれてしまうんですね。

尤も彼のピアノスタイルはチックやマッコイみたいな「モード・ジャズ」ではなく,
僕同様にハンク・ジョーンズやナット・キングコールみたいな「スゥィングとバップの中間的なスタイル」
なので「練習するんやったらオスカー・ピーターソンのエチュードがエエよ」と教えてやりました。

ちなみに僕は勝手に「オスカーのエチュード」と読んでますが,
正しくは「Jazz Exercises,Minuets,Etudes&Pieces for Piano」で国内版がヤマハから
「オスカー・ピーターソンのジャズハノン」という変なタイトル訳で発売されています。

この本は,使い方次第では「ピアノの弾き方」のみならず「ジャズ即興」の全てが分かる,
という,とても深い教本ですが,かえって素人目には「何だ,こんなの簡単やんか」と
勘違いされてしまう楽譜です。

それはさておき「練習」というのは凄く重要な問題ですね。

まぁ僕自身が「ジャズハーモニーやアドリブの達人」という訳でなし,
過不足なく自由に楽しめる,という程度に過ぎませんが,
尤もそれすら長年できず,あれこれ試行錯誤や挫折を繰り返してきた次第です。

正直言って,十代から二十代にかけ,毎日,ハノン全巻(曲)を二時間半かけて弾き通す,
あるゆる「ジャズ理論書」を買い込んで読み漁る,という年月を過ごしましたが,
結果は「ハノンが上手になった」というのと「途中放棄したジャズ理論書がうず高く積まれた」というだけ。
肝心のジャズピアノは相変わらずの「我流」から一歩も出ない,という有様。

まぁ何やかんやで,その後,効果的な勉強方法にたどり着き,最低限度はできるようになった次第ですが,
別段,僕の方法が理想的かどうかは知りません。というのは音楽経験も「ジャズ」と一口に言っても
色々なスタイルがあり,且,「ジャズ」のどの部分を重視するか?でも勉強すべきポイントが異なるから。

まぁ,敢えて書けば,ジャズ理論や即興については,
どうせならば名著の一つラーモン・リッカー著「インサイド・インプロビゼーション」全五巻あたりが,
多分,ハノンのような機械的練習が好きな人には最適でしょうし,或いは初心者にも取り掛かり易いかも
知れませんし,一度位やったって,そう損な時間の使い方でもないでしょう。

正直言って,時間対効果の面でどうかなと思います。

僕自身は「機械的なパターン練習」は避け, 「音楽的に意味が深いもの」をできるだけ深い所まで追求する, 「美しさ」をできるだけ汲み上げる努力をする,

というこそが「効果的な練習」であるかな,と思います。

という訳で僕自身の練習パターンを上げておきます。別に万人向きではありませんが,
或る程度のご経験がある方にはご参考になるかな,と思います。


藤井自身の「毎日の練習」ジャズピアノ/ボーカル編

基礎/オスカー・ピーターソンの「エチュード」二巻か三巻を丸々弾き通す。
ストライドピアノ(古いスタイルのジャズ)/アート・テイタムやテディ・ウィルソン等の                   編曲や採譜を数曲分析しつつ弾く。
楽曲/「Steinway Liblally/Great Standerd 」より数曲弾く。

大阪市北区豊崎3-10-2 I&F梅田ビル705 (梅田芸術劇場北向かい)
Kimball Piano Salon 音楽教室主宰 藤井一成 
http://www016.upp.so-net.ne.jp/kimball

PS;リンクは前述のオスカー・ピーターソンのエチュードです。

Jazz Exercises, Minuets, Etudes & Pieces For Piano

Jazz Exercises, Minuets, Etudes & Pieces For Piano

  • 作者: Oscar Peterson
  • 出版社/メーカー: Hal Leonard Corp
  • 発売日: 2005/10/30
  • メディア: ペーパーバック



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