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「ジャズ・アドリブ」を「作曲法」習得で学ぶ,という考え方  [Lee Evans Society]

皆さん,こんにちわ。実は先週末以来,僕の体調が悪化し,
日中の業務はこなすとして,夜は「内職」せずに早々と(と言っても深夜0時過ぎ)
に寝てしまう,という「健康的(?)」に状況となり,ブログは暫くお休みさせて頂いておりました。

僕のような「よろず音楽家」は「何も仕事もしてない」ように見えて,
(実際,大して仕事していないのですが)案外に多忙でして,
八時間も九時間も寝る,なんて事は月に一日あるかないか,という年月でした。

尤も今回の養生を機に「遅寝早起き(?」)を改め,「早寝遅起」&効率的な日中で,
価値のある時間を増やせるように発起したいものです。

という私事はさて置き,話題を前回迄続けていた「エバンス・メソッド」に戻しましょう。


前回迄米国のジャズ教育家;Dr.リー・エバンスによる「ジャズ・ピアノが弾けるようになる」
メソッドである「エバンス・メソッド」についてお話しておりましたが,
前回から日が開きましたので,先ずは「エバンス・メソッド」について復習しましょう。


「エバンス・メソッド」の特徴として「ピアノ経験がない」とか「ジャズやポピュラー経験がない」
という未経験や初心者の方に重点を置く,という点が上げられます。

大抵の「ジャズ・メソッド」は「基本的にピアノが弾ける」事が前提で,
「クラシックの和声学を習得した」とか「自己流だろうが,とりあえずアドリブができる」等の
何某かのスキルや経験を前提として構築されています。

逆にいえば
・ピアノが弾けない
・コード進行等の理論を知らない
・ジャズを聴きこんでいない

等の「一般人(?)」が本屋さんで良さげな教材を買ってきて,
演奏や理論を独学しようとしても,最初の二三ページも挫折してしまう,
というパター…に終わる方が少なくありません。

その点「エバンス・メソッド」の場合,
例えば「ピアノ教本」である(国内版)「プレイ・ジョイ・ブック」3~4なぞ,
「バイエル程度」のピアノ経験があれば,
「とりあえず誰にでも最後の曲まで弾ける」訳で「挫折」のリスクが軽減されます。

まぁ「弾けた」からそれで済むのか,といえば,全然そうではないのですが…。

とはいえ「ピアノが弾けないヒト」には「ピアノを弾けるようになる事」から,
「コードネームを知らないヒト」には「コードネームのABC」から学べる
「ジャズピアノ・メソッド」というのは極めて特殊というか貴重でしょう。

ちなみに「ピアノが弾けないどころか音符もよく読めないんです」という方の為には
「ファイブ・フィンガー・ポジション」と呼ばれる五本指で弾ける練習曲(「プレイ・&ジョイ・ブック」2巻)
が用意され,更に「楽譜の書きかた」から学べる「ソルフェージュ」として,
「ラーン&クリエイト」ブック1巻が用意されています。

又,この「ラーン&クリエイト」ブックは「楽譜の書き方」だけではなく,
実は「作曲」の教本なのです。

この辺りに「エバンス・メソッド」の特徴だ,というのが前回までのお話でした。

「アドリブ習得=作曲法の習得」という考え方

前項で「エバンス・メソッド」は「初心者にも対応」というお話をしましたが,
かと言えば「初心者」専用ではなく,上級の「モードの全て」や「keyboard Harmony」
等については「現役ミュージシャン」にも難しいし,「12音技法による即興」に到っては,
ミュージシャンの90パーセント以上のヒトがお手上げな高度さです。

そういう意味で「入門者~ミュージシャン」対応なのが「エバンス・メソッド」ですが,
結局,「ジャズ・メソッド」の「中級」以上になれば「アドリブ(即興演奏)」の習得が
重要になってきます。

ちなみに大体の「ジャズ・メソッド」というか「ジャズピアノが弾けるようになる方法」では,
「アドリブ」習得は,「誰かのフレーズをコピー(採譜)し,それを覚えてアドリブする場合に,
張り付ける」という「コピペ(Copy&Past)」方式を用います。

その是非はさて置きますが「エバンス・メソッド」では「コピペ」式ではなく,
「作曲法を習得する事でアドリブができるようになる」という極めて特殊な
考え方をコンセプトとします。

つづく

Kimball Piano Salon 主宰 Lee Evans Society of Japan代表 藤井一成

大阪梅田KPS音楽教室 http://www016.upp.so-net.ne.jp/kimball

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