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Lounge Jazzと「ラウンジのピアノ演奏」の違い 大阪Kimball PS音楽教室 [Lounge Music Project]

前回,Kimball Piano Salonで展開している「Lounge Jazz」について書いた所,
「Lounge Jazzってナニ?」というご質問を頂きましたので,今日は僕達の
「Lounge Jazz」についてお話ししましょう。

Lounge Jazz=Jazz系「Lounge Music」だけど…

副題の通り,「Lounge Jazz」は「Lounge Music」の一種ですが,
そもそも「Lounge Music」とは何か?が不明ですよね。

尤も「Lounge Music」に関しては業界(?)の定義はなく,
漠然と「空港やホテルのレストラン/カフェ・ラウンジのBGM」というイメージを
何となく共用している,という所でしょう。

僕達はその中の「Jazz系」ですが,「Lounge Music」には「ラテン系」もあれば,
「クラシック系」からポルカやマズルカというヨーロッパ系民族音楽のにバンドもあります。

日本では「会話の邪魔にならないBGM」という面が強調されますが,
本来は「ダンスの伴奏音楽」という役割もあり,日本と異なり欧米では
「格式の高い」場所ほど「社交ダンス」等のダンス・タイムが必ずあり,
むしろ「踊りたくなるような演奏」ができるか否かがバンドの評価となります。

つまりはカーメン・キャバレロのような「1950年代ボールルーム」音楽系のみならず,
モーッアルトやテレマンのようなクラシック~バロックの楽聖達も
「Lounge Music」してた,と言える訳です。

早い話,クラシックを本当に演奏できれば…ちゃんとしたリズム感覚での
ベートーヴェンやハイドンを演奏できれば…「クラシック系」の「Lounge Music」の
演奏家でもあられる訳ですね。


気色の悪い「ラウンジのピアノ」はご勘弁を!

ところで僕が「Lounge Jazz」の音楽教室(大阪梅田Kimball Piano Salon)を主宰している故か,
いわゆる「ラウンジのピアノ奏者」の方々が訪ねて来られる事も少なくありません。

基本的に外部の奏者の方に対し,どこぞの演奏の仕事を斡旋する,という
「人材派遣」業務はやっていないし,何度かレッスンを受講すれば仕事を斡旋します,
という「事務所系音楽教室」ではKPSはないので折角来られても落胆される事が殆どです。

尤も三十代も後半になれば「賞味期限(?)」が過ぎるらしく,
その手の演奏仕事が激減とかでスキルアップによる挽回を謀るが為,
僕のレッスン受講を希望される方もおられます。

まぁ,正直言って,その手の「ラウンジ・ピアノ奏者」の方々の演奏とやらは,
相当に悪い(「レベルが低い」ではなく「質が悪い」)というのが偽らざる所です。

ピアノ奏法の一からやり直す,何てのは普通として,
むしろ「音楽としての探究心=向上心」の欠如こそが最悪の欠点なのですが,
それでも音楽に対するいい加減な態度を改めようというヒトは宜しいが,
相変わらず「最小限の努力で最大限の収入を」を考えるヒトに対しては,
同趣旨の「農薬入り冷凍餃子」を常食される事をお奨めする次第。

話しが飛びましたが,この手の「ラウンジのピアノ」演奏と,
本来の「Lounge Music」を混同される方が少なくないのは,
迷惑な話です。

「ちゃんとしたJazzのスキル」を有するのが「Lounge Jazz」

ところで「Lounge Jazz」でネット検索されれば色々な演奏家で出てくる筈です。
「Lounge Jazz」と称しても,色々なスタイルがあるのは,これ又,
「業界」の定義がなく,それぞれが自分の音楽を「Lounge Jazz」と称するからです。

勿論,色々なスタイルもあれば,ピンからキリ迄,クオリティにも差がありましょう。

僕達の「Lounge Jazz」のクオリティ順位についてはさて置き,
予めお断りしておきますが,別段,僕達のスタイルが
「Lounge Jazz」の標準という事は全くありません。

僕達のスタイルは1950年代のエロール・ガーナーや
オスカー・ピーターソン,ナット・キング・コール等の
「中間派」と呼ばれるジャズを基調とします。

これが1960年代のビル・エバンスやハービー・ハンコックのスタイルだったり,
1970年代のフュージョン・スタイルだったりする訳で
「Lounge Jazz」と言っても色々なスタイルがある訳です。

いずれにせよ,「ジャズ」として,ちゃんとしたモノでないと駄目なんです。

これが単に「ジャズ風」なだけでは気色の悪い「ラウンジのピアノ」に過ぎない訳です。

ちなみに日本でも昔は,キャバレーやテレビの歌謡番組でも
「ちゃんとしたジャズ・バンド」を起用しての「Lounge Music」や伴奏を結構高給で雇いましたが,
今時は「ラウンジのピアノ」を安いというか分相応な「バイト代」で雇いいい加減に演奏で
お茶を濁す,という例が少ないないようで嘆かわしい限りです。

とはいえ,僕達としてはビシーっとJazz …或はクラシックでもラテンでもフォークでも
構わないのですが…で「本物のLounge Music(Jazz)」を提供し,しっかりと
頂くものは頂く,という営業方針を基本とする訳ですね。

結局の所,「Lounge Music」として良いか駄目か,は,
基本となる「Jazz」なりクラシックなりが「本当に出来ているか」否か次第。

そういう意味で,確かに僕達は「Lounge Jazz」という領域に活動を限定しつつありますが,
同時に「ちゃんとしたJazz」を目指し,或は音楽教室として生徒さんには学んでいただく,
というコンセプトにあります。

*********
というようなお話でしたが,次回は僕達が提唱する
「中間派(スゥィングとモダンの中間)ジャズ」による「Lounge Jazz」について
ご紹介しましょう。

Kimball Piano Salon 主宰 藤井一成

「Lounge Music Project音楽教室」ピアノ/ボーカル/弾き語り

http://www016.upp.so-net.ne.jp/kimball(音楽教室のサイト)

リンクはピアノ科の基本教材「オスカー・ピーターソン」の教材


Jazz Exercises, Minuets, Etudes & Pieces For Piano

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  • 作者: Oscar Peterson
  • 出版社/メーカー: Hal Leonard Corp
  • 発売日: 2005/10/30
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改めて「Lounge Jazz」のピアノとボーカルを  大阪梅田KPS音楽教室主宰 [Kimball Piano Salon]

皆さん,こんにちわ。暫くご無沙汰しておりました。実は二月以来体調不良と共に

「貧乏暇なし」状態が悪化。

終日ダラダラしているせいか,中途半端なままの仕事が蓄積し,

かと言って放置する訳にもいかず,その対応から「貧乏暇なし」状態に。


これが「ちゃんとした人」ならば,複数の仕事を同時進行させ,しかも全てにおいて成果される結果,

「金持ち父さん」として成功されるんやろうな,なんて事は位は僕でも分かります。


という訳で音楽業界のヤオヨロズな仕事に関わる僕ながら,

「貧乏暇なし」からの脱却を目指し,一つ一つを完結させねばと改めに思う次第。


そういえば本ブログでは僕が代表を務めるプロジェクトとして,

1, Kimball Piano Salon
2,Shizen
3,チャールストン倶楽部
4, リー・エバンス協会

の四組をご紹介しました。


「Shizen」は音楽よりも「食」文化が中心で,「リー・エバンス協会」も文字通りエバンス関連に
限定。僕自身の音楽演奏やジャズ教育は「Kimball Piano Salon」と「チャールストン倶楽部」
で展開しています。

1920~40年代の「ニューオリンズ・ジャズ」や「スゥィング・ジャズ」等の「オールド・スタイル」を担うのが
「チャールストン倶楽部」で,1950年代以後の「モダン・ジャズ」を核とする「Lounge Jazz」を提唱するのが
「Kimball Piano Salon」です。


この一年位,このブログでは「チャールストン倶楽部」の事ばかり書かせて貰ったのは,
「チャールストン倶楽部」に力を入れている,という事もありますが,
「チャールストン倶楽部」での音楽活動に関しては僕自身,整理できてない部分が多々あり,
それを書くことで整理しよう,という一石二鳥が一つ。


且,「チャールストン倶楽部」のジャズピアノ・スタイルのお手本であるファッツ・ウォーラーにせよ,
テディ・ウィルソンにせよ,それらのスタイルの習得を未だできていない,というか,僕自身が
勉強する目的で「チャールストン倶楽部」を作った訳です。


対して「モダンジャズ」の方は,僕が学生時分に大流行していた「アイビー・ファッション」の如く,
放っておいたって弾けてしまう程度には馴染みがあります。滅多に行きませんが,
ピアノ屋さん等の電子ピアノやピアノを試弾する際には,無意識に「モダンジャズ」の巨匠,
ビル・エバンス風のピアノを弾いてしまいます。

別にビル・エバンスのピアノ・スタイルが大好き,という事はありませんが,
鍵盤に手を置いて何となく弾き始めると「ビル・エバンス風」になってしまう,
というご経験はジャズピアノをある程度習得された方の誰もが経験されるでしょう。

勿論「ビル・エバンス風」と「本物」のビル・エバンスは全く違うのですが…。

とは言え,僕自身からすれば,1950年以後の「モダンジャズ」は,
母国語である日本語とはいえないにせよ,カタコト程度ではできる英会話のようなもの。
対して1940以前の「スゥィングジャズ」となると,正直言ってカタコトどころか,
ガタゴト(?)にしかできません。

まぁ言い訳と,自我自賛すれば,日本では「スゥィングジャズ」以前のスタイルに関しては,
ガタゴトにも弾けないジャズピアノ奏者が大半ですし,ましてや,その習得方法なぞ
雲を掴むようなもの。

だから「基礎」的な部分に関しては体系的なレッスン・メソードを作り,
僕が「チャールストン倶楽部」で一応は教えている,というのは,
全くゼロではない,少しはできる訳で,他に負けている(?)訳ではありません。

ところで「モダンジャズ」に関しては,日常生活にはそう不自由しないカタコト英会話程では
タカが知れており,本当に修得せねばなりません。

そもそも「演奏」の仕事を頼まれた場合,僕は「モダンジャズ」基調の
「Lounge Jazz」でしかやらない,というか,やれない訳で,
僕自身は何となく飽きておりましたが,やはり,初心に返り,
自分自身の演奏や知識に手を入れようと思います。

という訳で暫くは「Lounge Jazz」やその習得方法等について,
且,営業宣伝(?)を兼ね,「Lounge Jazz」のレッスン活動を展開する
「Kimball Piano Salon」についてお話させて頂きたいと思います。

つづく

リンクは「Lounge Jazz」のお手本の一つオスカー・ピーターソンの楽譜


Kimball Piano Salon主宰 藤井一成 

Kimball Piano Salon 音楽教室生徒募集中! Lounge Jazz 科(ピアノ,ボーカル,弾き語り) Salon Classic科(クラシック&ヒーリング,ピアノ&作曲)
大阪市北区豊崎3-10-2 I&F梅田ビル705
(大阪梅田芸術劇場北向かい) ℡ 070-5436-5371(藤井直通)


The Very Best Of Oscar Peterson: Artist Transcriptions, Piano

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  • 出版社/メーカー: Hal Leonard Corp
  • 発売日: 2006/01/04
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