So-net無料ブログ作成
検索選択

「子供」にも「大人」にもお奨めの「チャールストン・ラグ」スタイルのジャズ  [チャールストン倶楽部]

前回「子供」にも「大人」にもお奨め「ジャズピアノの教材として、
リー・エバンスの「Jazzpizza」やマーサー・ミアーの「Jazz, Rag &Bluese」等の
「ジャズ・スタイル」ピアノ曲集を推薦しました。

僕自身の「ジャズピアノ教室」で大阪梅田「Kimball Piano Salon/チャールストン倶楽部」では、
「モダンジャズ」の巨匠であるバリー・ハリス氏のメソッドや僕独自の
「コンテンポラリー・ジャズ」のメソッドによるレッスンも展開していますが、
大部分の生徒さんには、前述の「Jazz, Rag and Blues」シリーズ等を
課題曲として練習して頂いてます。

これは僕の所が「ジャズピアノ教室」としては特殊にも
「クラシックピアノの経験はあるが、ジャズ経験は全くない」という音楽歴の生徒さんが
多い、という特殊事情も一因です。

しかし、日本で「ジャズ」を意味する「メインストリーム・ジャズ(=1950~60年代のモダンジャズ)」の
スタイルでライブハウスでガンガンとセッションする「現役ミュージシャン」の生徒さんにも、
同じようにマーサー・ミアー等を課題曲として与えます。

このマーサー・ミアーやギロック等の「ニューオリンズ・ジャズ」は、
現在の主流である「メインストリーム・ジャズ」とはスタイルが相当に異なります。

最早、これを「ジャズ教室」の教材として弾かせるのは日本では異端に近い発想となりますが、
皆さん、結構、楽しんで弾かれます。

なぜ「メインストリーム・ジャズ」ではなく、ずっと古いスタイルの、
僕達が「チャールストン・ラグ」と名づけてたスタイルを学んで頂くのか?

これ一にも二にも「チャールストン・ラグ」スタイルの1920年代の
「ラグタイム」や「ブギ」等こそ、後年の「名ストリーム・ジャズ」や
或いはロックやポップスの「基礎」になっているからです。

勿論、最終的には「メインストリーム」だろうが「コンテンポラリー」だろうが「フュージョン」だろうが
お好きなスタイルで演奏できるようになって頂きたいものですが、
「基礎」としては1920年代の「チャールストン・ラグ」が最適だと思います。

今日は、その辺りのお話をしましょう。

「チャールストン・ラグ」=1920~30年代の「初期ジャズ」のピアノ音楽スタイル

ところで先にお話ししとななければならないのは「チャールストン・ラグ」というのは、
僕達の造語であり、他では通用しない言葉ですが、1920~30年代の
「ニューオリンズ・ジャズ」や「ティンパン・アレス」等の
「初期ジャズ」のスタイルを表します。

ちなみに日本では「ジャズ」というば「メインストリーム・ジャズ」と呼ばれる
1950~60年代の「ハード・バップ」「モーダル・ジャズ」を指します。

実は日本の「ジャズミュージシャン」は1940年代以前、
つまり第二次世界大戦以前の「スゥイング」等の「オールド・スタイル」、
「ニューオリンズ・ジャズ」や「ラグタイム」等の「初期ジャズ」について殆どしりません。

クラシックピアノを志す人でバッハのような「バロック派」やベートーヴェンのような「古典派」を
学ば、ショパンのような「ロマン派」やドビッシーのような「近代派」のみに挑む人は例外でしょうが、
「ジャズ」においては、あり得ない事が常態と化してしまってまいす。

何を隠そう、僕自身が「メインストリート・ジャズ」については学び、且つ、
教えてもいましたが、「オールド・スタイン」や「初期ジャズ」については
殆ど何も知らず、いざ弾きたいと思っても手も足も出ない程に弾けなかった、
という苦い想い出を有します。

ところで「チャールストン・ラグ」ですが、1920年代頃の
「初期ジャズ」や更に古い「ラグタイム」やブギブギ等を
総称して呼んでいます。
(これらのスタイルの夫々については又の機会にお話ししましょう。)


「チャールストン・ラグ」はソロピアノで完結できる

ところで「チャールストン・ラグ」を学ぶのは「メインストリーム・ジャズ」のみならず、
ロックやポップスの「基礎」になるからですが、もう一つの理由として、
「弾いて楽しい!」という点を見逃せません。

僕も今でこそ1920~30年代のスタイルを基調とする「チャールストン・ラグ」や
1940~50年代スタイルによる「エレガンス・スウィング」を提唱していますが、
元々は「Lounge Jazz」のピアノ奏者や音楽ディレクターでした。

この「Lounge Jazz」というのも定義がはっきりしない、
つまりは僕達の「Lounge Jazz」は僕達による造語なのですが、
これは今提唱している「Elegance Swing」とほぼ同じ意味、
つまりはナット・キング・コール・トリオのようなスタイルを主としていました。

ちなみに蛇足ですが、僕達の「Lounge Jazz」と、
ホステスさんがいるような「ラウンジ」やらファミレスで演奏される
安請け合いの「BGM演奏」とは全く異質のものです。

「会話の邪魔になってはならない」からと弱いタッチで曖昧に弾き、
音楽理論も理解せず、ワンパターンか聞覚えのフレーズをつなげるだけの演奏が
「ラウンジのBGM演奏」。

僕達のはホテルだかカフェバーだかで演奏する前提から、
絶対的な音量の制約があるにせよ、しっかりした明瞭のタッチで弾き、
「ライブパフォーマンス」としての演奏をします。

勿論、。完全な「ジャズ」のハーモニーや編曲、即興の技能の習得を絶対とします。

又「Lounge jazz」は前述のように「ラウンジのBGM」とは全く異質ですが、
「ライブハウスでセッション」する「メインストリーム・ジャズとも異なります。

一番の違いは、僕自身の「Lounge Jazz」の場合、
僕自身はピアノや弾き語りをステージでするとして、
「伴奏」は予算とスペースの関係上、生身のギターリストやベーシストではなく、
KORG等の「自動版キーボード」をギターやベース、ドラム等の代用に用います。

つまりは「バーチャルなジャズ・トリオ」を再現します。

それで僕の中では「演奏」とは、
自動伴奏キーボードにせよ、ベースやギター等が「伴奏」を用いての
グランドピアノを弾く、というスタイルとなり、「ソロピアノ」では「完結」できなくなりました。

それはそれで結構ですし、未だにこのスタイルではありますが、
例えば小さなカフェで、アップライトピアノ一台で演奏してくれ、とか、
友人の宅でのミニパーティーに出向いたら、余興に電子ピアノ一台で演奏してくれ、
と言われでも「完結」した演奏ができない、となりました。

これは無愛想に断るのは悪いなぁ、という問題も生じますが、
むしろ「ピアノ一台だけでは完結した演奏ができない」というのはつくづく不便だな、
と考え始めました。

結局出会ったのが1920~30年代の「チャールストン・ラグ」スタイルのピアノ演奏。

左手でベースラインととコードを交互に弾く、という技法、
つまり「ストライドピアノ奏法」がこの時代の演奏の特徴ですが、
とにかく一台と完結できるのが重宝!

尤も実際にやってみると、♭13thや♯11th等のハイテンションコードは使わないから
一見シンプルに見えますが、特に左手が物凄く難しい。というか、
当初は全然弾けませんでした。

とはいう少し筒弾けてきますと、これがかなかな楽しいのです。


という訳で「チャールストン・ラグ」スタイルのピアノを
皆様にお奨めする次第です。 つづく

大阪梅田 Kimball Piano Salon /チャールストン倶楽部音楽教室 主宰 藤井一成

PS リンクは「ストライドピアノ・ハノン」。

℡0705-436-5371 http://www016.upちp.so-net.ne.jp/kimball/Kimball_Piano_Salon
大阪梅田芸術劇場北向かい

チャールストン・ラグ・スタイルとエレガンス・スゥイング・スタイルによるジャズ科
ピアノとボーカル、弾き語り。生徒募集中!


Stride Hanon: 50 Exercises for the Beginning to Professional Pianist

Stride Hanon: 50 Exercises for the Beginning to Professional Pianist

  • 作者: Peter Deneff
  • 出版社/メーカー: Musicians Inst Pr
  • 発売日: 2006/04/14
  • メディア: ペーパーバック



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:資格・学び

[ジャズピアノ曲集」 子供にも大人にもお薦めできシリーズ 大阪梅田Kimball PS [レッスン]

前々回から伊丹市で[子供へのジャズ教育」に取組まれる優子さんと
オンライン会議する「理想的な子供へのジャズ教育」についてお話ししています。

実は僕自身は[子供へのレッスン」自体あまり経験がありませんし、
唯一の経験から「子供と大人では全然勝手が違うなぁ」と認識した程度の関りです。

尤もよく考えると「ジャズ教育に子供も大人もない」とも言える訳で、
懲りずに、こうして「子供へのジャズ教育」についてガサゴサと動いている次第です。

ところで「ジャズ教育に子供も大人もない」とは申しましたが、
[子供」には向かない曲集や教材というものもあります。

僕が「子供へのジャズ教育」について必ずしも積極的ではなかったのは、
「ジャズなぞ弾かせると(クラシックピアノ学習が)くずれる!」なぞという迷信からではなく、
「子供には向かない一部のジャズ」があるからです。

という訳で今日は「子供に合う教材」というテーマでお話ししましょう。

「ジャズ名曲」は子供には向かない!

簡単にいえば「ジャズ・スタンダード名曲」の類は「子供」には向きません。
そもそも「モダン・ジャズ」自体が「子供」には向かない、と思います。

よく「大人」向けのジャズ初心者向け教材として、
ベースとドラム等の「ジャズピアノ・トリオ」の形態で、
「枯葉」や「いそしぎ」等の「スタンダード名曲」を弾かせるような教材やレッスンがあります。

勿論、これが「大人」対象であれば何の問題もありませんが、
「子供」には向かないのは、ずばり言って「スタンダード名曲」の殆どが
「悲しみの表現」を基調としているからです。

上智大学教授の渡部昇一氏も著書[知的生活の方法」の中で、
[子供には暗い感情表現は与えるな」つまりつまりはハッピーエンドで終わる、
強く、優しい正義の味方が悪を征伐するような話が良い、というような内容を述べられています。

そういう意味では「ジャズ・スタンダード名曲」は「暗い」訳で、
ジワジワと「子供」の心の発育に悪影響を与える可能性大です。

逆に「大人」向きで「悲しみ」や「やるせなさ」等の「暗い感情」がない音楽、
というのはおかしく、それを聴いたからといって「大人」の精神が病む、という事はありえません。

では「子供に合うジャズ曲集」とはどんなものか?という話ですね。


「リサとガスパール」ような「ジャズ曲集」をさがす

ところで「ジャズ曲集」に限らず、日本では「子供向き」の絵本や音楽として、
とんでもない悪いものが少なからず出回ってます。

実は良い「子供向け」の音楽や本は「大人」が観ても楽しめるものでなくてはなりません。

まぁ、日本人は「お子さまオバサン」みたいなのが少なくないから、
「子供っぽい」ものを年齢的には成人の人が楽しむ、というケースが少なくありません。

そもそも「大人の楽しみ」なんていうとロクなものがない。

僕は良いものとして「リサとガスパール」や「ピーター・ラビット」等の
ヨーロッパの絵本を思い浮べます。

「子供」や「大人」の健全な情緒の発育に良い絵本の条件

・自然界の色
・創造する力を高める
・芸術性と品格を持つ事

僕にいわせればディズニーも駄目、ハロー・キティも駄目なのは、
色が「自然界」にない「人口着色料」的なものだから。

「創造する力」というのは、例えば文字の絵本で読んで、
「小人はどんな顔をしてるのかなぁ」なんと疑問が出て、
自分で何かをイメージできる事を継続でできる訳です。

だからディズニーのように全てを単純な表情で固定させてしまうものは駄目なんです。

それでも、まぁディズニーが許せるのは、それなりに品格があるからですが、
サンリオのハローキティやリラクマは「芸術性」は皆無な上、品格もないから、
まぁ「大人」が楽しむのは良いとして、「子供」には与えるべきではないでしょう。

ちなみに書店にいけば日本の「絵本」も色々と出版されていますが、
言葉と絵の両方が良いもの、というのは結構少なくて、
新実南吉の「ごんぎつね」など世界に誇れるレベルだと思いますが、
現代になる程、良いのが少ないのが困った事態です。

「子供」にも「大人」にも楽しめる「ジャズピアノ曲集」

それで「子供」も「大人」も楽しめる「リサとガスパール」というか
「マザー・グース」的なジャズスタイルのピアノ曲集ですが、
僕の手元にある中でいえば下記がお薦め。

リー・エバンス(輸入版)

・Jazzmatazz
・Razzle Dazzle
・Kid Stuff: Jazz for Kids of All Ages他

マーサー・ミアー
国内版
・ピアノジャズ・タイム

輸入版
Jazz, Rags & Blues:シリーズ

ギロック
・ジャズスタイル・ピアノ曲集

中村菊子監修
・ラーニングトゥプレイ ロックリズムラグタイム

バスティン
・スコット・ジョプリンのお気に入り

等色々ありますが、僕自身の教室では、
リー・エバンスとマーサー・ミアーが「大人」も含めベーシック用教材として重用してます。

それはともかく、僕がセレクトした「子供も大人も楽しめる」ジャズピアノ曲集には、
ある共通した特徴があります。

それは何か?といえば、実は「ジャズ」はジャズでも、日本で「ジャズ」を指す
「モダンジャズ」ではなく、Kimball Piano Salon /チャールストン倶楽部が推進している
「チャールストン・ラグ」スタイル、つまりは1920~30年代の「ニューオリンズ・ジャズ」や
「ストライド・ピアノ」のスタイルで作編曲された、という事にお気づきになるかと思います。

「チャールストン倶楽部」でやっているから我田引水的にこれがいい、
と言ってる訳ではなく、「子供にも大人にも楽しめる」からこういうスタイルを
「チャールストン倶楽部」を立ち上げてやっている訳です。

という次第でして、次回は、この「チャールストン・ラグ」について
お話ししましょう。

つづく

PS リンクはマーサー・ミアーの「Jazz, Rags & Blues」

Kimball Piano Salon /チャールストン倶楽部音楽教室 代表 藤井一成

大阪梅田芸術劇場北向かい I&F梅田ビル705 ℡ 0705-436-5371

ジャズピアノ/ボーカル/弾き語り他生徒募集中!

http://www016.upp.so-net.ne.jp/kimball/Kimball_Piano_Salon
Jazz, Rags & Blues for Two, Book 2: 6 Original Duets for Intermediate Pianists

Jazz, Rags & Blues for Two, Book 2: 6 Original Duets for Intermediate Pianists

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: Alfred Pub Co
  • 発売日: 2003/02
  • メディア: ペーパーバック



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:資格・学び

[ジャズピアノ/ボーカル」の学び方についてのご質問をどうぞ! 大阪梅田Kimball PS [レッスン]

前々回より[子供へのジャズ教育」でご活躍中の優子さんから頂いたご相談への回答、
という形で本ブログに書かせて頂いております。

実は色々な方からメールやお電話、或いは直接ご来室頂いてのご相談他を頂く事が
少なくなくて、お電話や突然のご来室の場合、「貧乏暇なし」な僕は前後の予定が埋まっている
場合が少なくなくて、折角、ご来室頂いてもごく僅かな時間のみで失礼する事がままあります。

という訳でメールでの会話が増えますが、これも、プライベート以外の音楽関連
については、このブログでの公開書簡という形式に切り替えさせて頂こう、
というのが最近の方向です。

よって皆さんもご質問ご意見等があれば、下記宛メールにてメッセージを下さいませ。
直接或いは直ぐには返信できないかも知れませんが、このブログのネタとして、
ない知恵をふり絞って一緒に考えさせて頂きたいと思いますのでヨロシク。

アドレスは ****@nifty.com で***にai-msをお入れ下さい。

大阪梅田芸術劇場北向かい I&F梅田ビル705 Kimball Piano Salon  音楽教室

Lounge Jazz 科(ピアノ/ボーカル&弾き語り/理論)
Salon Classic科(ピアノ/声楽/作曲)

℡ 0705-436-5371 (藤井直通)

http://www016.upp.so-net.ne.jp/kimball/Kimball_Piano_Salon
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:資格・学び

[理想的なジャズメソッド」とは? 大阪梅田Kimball 音楽教室 [レッスン]

この所、伊丹市で音楽教室を主宰される優子さん相手に
「子供へのジャズ教育」について、ああでもない、こうでもない、と
お話しする機会が増えています。

尤も僕は「子供へのレッスン」自体の経験が殆どなく、
「子供へのジャズ教育」について何かを語れる立場でもありません。

まぁ[大人」への[ジャズ・レッスン」はかれこそ二十年程やっている訳で、
何かご参考になる事がお伝えできるかも知れません。

ところで優子さんですが、メールによれば、
ご自身の教室で「子供へのジャズ教育」を実践され成功されておられるご様子。

とっても興味深い話なので、メールから抜粋して転載させて頂きましょう。


「クラシックは息がつまるが、ジャズ即興は楽しい」というお便り

(優子さんからのメールを一部貼り付けます。)
私が子供さんにJAZZをさせていますのは、小学2年と5年です。 どちらも、積極的にアドリブを即興で弾きたがります。 私はあらかじめ、Cのブルースのトリオのカラオケを制作しておき、 エンドレスで流れるように設定し、ドラムとベースの伴奏を流します。 すると、彼らは、好きなように楽しく弾いて、それを録音し、喜んで聴いてます。 ですが、適当弾きでは、なんですので、きちんとした教材が必要と考えています。 彼らにクラシックを弾かせると・・息が詰まってきて、ため息、段々しんどくなってきて、 席をはなれ、どこかにいってしまいます。または、もうやりたくない・・続きません。 ジャズのみでピアノのテクニックがちゃんとつく方法はないものかと考えているのです。以上
************************************
いかがですか?

素晴らしいですね!

「即興」というものは「誰にでもできる音楽の方法だ」の筈ですが、
ピアノを習う人の数割も「即興」なぞできない筈です。

とにもかくにも[即興」ができて、且つ、それを楽しめる、
という所まで[教育」された訳で、なかなか凄い話だなぁ、と思います。

ただメールにも書いておられので色々な部分の質的向上を目指すために、
敢えて現在の優子さんのレッスンについての問題点を指摘しますと下記の如くになります。

・生徒さんは「ジャズ即興」は楽しいが、「クラシック」は「固くてツマラナイ」となっている。
・「即興」を一応はできるが、どうも「手癖の域」から脱っせれない。
・「即興演奏」はできるのが「ピアノが上達している」感が薄い。

考えてみれば「理想的なジャズ教育」に[子供」も[大人」もない訳で、
優子さんの教室でも下記の事項を満たせるようになって頂きたいものです。

・「即興」が「手癖」や「聴き覚え」ではなく、[作曲」として[構築」できるようになる。
・[ジャズ」を学ぶことで[クラシック」まで習得できるようになる(或いは好きになる)。
・「正しいピアノ奏法」が[即興」を通して実につく。

つまりは
1,[ピアノ奏法の習得」
2,「音楽理論の習得」
3,「ジャズ即興の実践」

の三点を網羅する「ジャズ・メソッド」が必要となります。

という訳で次回は[理想的なジャズレッスン」についてお話しましょう。

Kimball Piano Salon 主宰 藤井一成

大阪梅田芸術劇場北向かい ℡07054365371

テディ・ウィルソン2.jpg

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:資格・学び

子供に「ジャズ」を学ばせる理由 大阪梅田Kimball 音楽教室の場合 [レッスン]

前回より「子供へのジャズ教育」についてお問い合わせ頂いた優子さんへの返信、
という形でこのブログを書かせて頂いております。

優子さんはご自身の教室で「子供」の生徒さんに「ジャズ」のレッスンを為され、
盛り上がっておられる、というピアノの先生ですが、僕が研究している
りー・エバンス等の「ジャズ・メソッド」について関心を持たれ、
メールにて相談に来られました。

何度か書きましたが、僕自身は「子供へのジャズ教育」を云々する以前に
「子供のレッスン」の経験自体が殆となく、とてもではないが
「子供のジャズ」についてお教えできるような立場ではありません。

尤も「大人」へのジャズレッスンは長年続けているし、
趣味と実績(?)を兼ね、世界の「ジャズ教材」を研究、
国内出版や監修にも関わり、もしかして「子供へのジャズ教育」についても
お話しできるだろうし、むしろ、優子さんから色々と伺うのが楽しみ、という所です。

但し、何しろ「貧乏暇なし」状態が悪化し、
なかなかお会いできる時間が取れないので、
時々、メール等での交信や電話でのお話しをさせて頂いてましたが、
色々と面白い話もあるし、前回書いた如く、
いっそ、ブライペート部分は伏せるとして、
音楽やレッスンに関しては、このブログによる「公開」で書く、
というスタイルにしました。

という訳で、優子さんとの交信ですが、
お子様を持つご両親、「子供」の生徒を持たれる先生等の
「子供へのジャズ教育」にご関心があられる方、
或いは「大人」の「これからピアノやジャズを学びたい」という方は
是非お読み下さい。


「子供」に「ジャズ」を教える理由

優子様

「子供へのジャズ教育」については「教材」や「レッスン・プログラム」のどれが良いか、
どう教えるか、という話も大事ですが、そもそも「子供にジャズを教える」理由について
明確にする事が先だと思うようになりました。

実は僕の教室にも、極く稀には「子供にジャズを教えて欲しい」というお母さんが
お越しになられる事があります。

僕の教室であるKimball Piano Salonは大阪梅田の商業地域にありますから、
近所の子供(や大人)が「近所にあるから」という理由で習いに来る教室ではなく、
会社帰りにの方や、遠方の方が、レッスン内容に興味を持たれて、
他教室との比較の上で入会される、というケースが殆どです。

簡単にいえば「ジャズピアノ/ボーカルが上手になりたい」という動機で来られる訳で、
僕達の仕事は「どうすれば上手になるのか?」を考える事から始まり、
「ジャズに興味を持ってもらおう」という事は僕達としては考えてなくとも済みます。

尤も「子供」の場合、本人が「ジャズを弾きたい(歌いたい)」などと要求する筈がなく、
先生なり親が引合せない限り、「子供」が「ジャズ」と関わる事はないでしょう。

つまりは「ジャズに興味を持たせる」という事を最大の仕事とせねば
「子供へのジャズ教育」はあり得ない訳です。

更にいえば「なぜ子供にジャズを学ばせるのか(興味を持たせ、好きにさせるのか)」
について、しっかりした考えてを持たねばなりません。

「子供にジャズを教える」理由は?

たまに「子供にジャズを教えて欲しい」というお母さんが僕の教室に来られる事があります。

僕の方では「なぜクラシックでなくジャズを学ばせたいのですか?」と興味を持ってしまいます。

それに対し異口同音に言われるのが「クラシックは堅苦しいのでツマラナイし、
ガサツなうちの子供には合わない。楽譜を使わず自由に即興できるジャズならば、
うちの子供にも合うんじゃないか」という「ジャズ=自由な音楽」説が一つ。

或いは「将来、職業音楽家を目指させたいが、クラシックだと経済的に大変そうだが、
ジャズならば稼げるように思えるので、ジャズを習わせたい」なんて話があって
思わず吹出して(笑って)しまいます。

僕達としては「将来のジャズミュージシャン」の養成を目標として
「子供のジャズ教育」をお勧めする訳では全くなく、
仮に「子供」本人が「ジャズミュージシャン」を目指したい、から言って、
子供の時分から「ジャズ・レッスン」を始めたとて、
成人後に「ジャズ」を始めた人よりも有利に事が進む、
というものでもない筈です。

むしろ、昔、存在した「エレクトーンを曲芸の如くに弾きまくる子供」を「養成」した
「楽器屋さんの音楽教室」と同様、そういう「天才的な子供」の大部分が、
「二十歳を過ぎればただの人」へと逆行してしまう甚だ憂慮すべき結果を
招くだけでしょう。

では一体何のために「子供」に「ジャズ」を教えるべきなのか?
つまり「目的」を明確にしない事には「教材」や「レッスンプログラム」は立てれない訳で、
この部分について突っ込んで考えてみました。

つづく

PS 写真は「子供へのジャズ教育」に有力な教材 リー・エバンス著「Jazz Mataz」

Kimball Piano Salon /チャールストン倶楽部主宰 藤井一成

大阪梅田芸術劇場北向かい ℡0705-436-5371
http://www016.upp.so-net.ne.jp/kimball/Kimball_Piano_Salon

Jazzmataz2.jpg



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:資格・学び

「子供へのジャズ教育」への回答 [レッスン]

皆さん、こんにちわ。前回書きましたが、僕はメールや電話で
このブログで書いている「ジャズ教育」関連についての
お問い合わせやご意見を頂いています。

それで暇を見つけては個別に返信しておりましたが、
考えてみれば、このブログにて、プライバシーに差障りがないよう配慮した上で、
公開返信頂ければ面白いな、と考え始めました。

わざわざメールやお電話して下さる場合、
基本的には賛同している訳ですが、
更に突っ込んで聞きたい、とかご協力やご参加のお申し出、
ご活動の報告等で興味深い内容が色々とあります。


という訳で「公開返信」を始めますが、
一発目はピアノ教室を主宰しておられる優子さんという方。

優子さんはご自身の教室で「子供へのジャズ教育」を推進しておられ、
僕達の音楽プロジェクトである「チャールストン倶楽部」へのご参加のお申し出と共に、
教材やレッスンプログラムについての情報を求められました。

以前、書きましたが、僕が主宰する「Kimball Piano Salon/チャールストン倶楽部」には
「アーティスト・プロデュース」に加え「音楽教室」や「教材開発」を根幹業務として行っています。

或いはリー・エバンス、マーサー・ミアー、ラリー・ミンスキー、クリストファー・ノートン等の
米英系の「ジャズ・ピアノ・メソッド」の紹介&研究~普及活動を行っています。

「音楽教室/教育」の対象は「大人」ですが、「子供への教育」も重要だとは思っています。

尤も、これは「思っている」だけに留まり、僕自身は極端として、
メンバーの大半が偶々「子供」ではなく「大人」へのレッスンや授業を担う関係で、
「子供へのジャズ教育」の事例自体を多く持ちません。

その点、メールを頂いた優子さんは、
ご自身の教室で「子供のジャズ」を推進しておられます。

そんな優子さんが「子供へのジャズ教育」についての僕にご質問。
そんな回答が下記となります。

***********
優子様

メールを拝見致しました。優子様の「子供のジャズ教育」に対する
情熱と創意工夫、実績に感服致しました。

私達の現状は「子供へのジャズ教育」を「どうやって、何を、教えるか?」を論じるに至らず、
未だ「子供にジャズを教える理由」を捜している段階です。

正直言って、私自身は「ジャズピアノ」のプロ奏者であり、教室主宰者/講師でもありますが、
自分の教室が「子供」を対象にしていない事もありますが、
「子供へのジャズ教育」の必要性については未だ確信が持てない、という状態です。

そもそも私は「子供のレッスン」自体の経験が殆どありませんが、
私が「現役ミュージシャン」や「現役講師」の方々を生徒として教えている、
からと言って「子供のレッスン」の能力は大してないだろうな、と自覚してます。

「大人」が私の教室の扉を叩かれるのは、
ジャズなりクラシックなりを学びたいからであり、
私の仕事は「どうやって学ぶ(教える)か?」から始まります。

ところが「子供のレッスン」の場合は、
「興味を持たせる」事から、或いは、それが最大の仕事となります。

これは凄く難しい仕事ですね。それを推進している優子様には、
是非「チャールストン倶楽部」のメンバーとして活躍して頂きたい、
と強く願っております。

それはさて置き、「子供へのジャズ教育」ですが、
「どうやって子供に対し、ジャズを興味持たせるのか?」が大きな問題となりますが、
それ以前に「何の為」に「子供へのジャズ教育」を行うのか?という根本について
考えてみたいと思います。

(つづく)

「Kimball Piano Salon/チャールストン倶楽部」主宰 藤井一成

大阪「梅田芸術劇場」北向かい ℡0705-436-5371
19726883_03.jpg



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:資格・学び

ブログを再開します!大阪梅田Kimball Piano Salon 主宰者の [Kimball Piano Salon]

ブログを再開します!

皆さん、こんにちわ。併せて遅くなりましたが「新年おめでとうございます」。

昨年以来「プログをこまめに更新します!」といいつつ「休止」状態が続き、
ご無沙汰しておりました。

実際の生活や仕事は「休止」していた訳でなく、
むしろ仕事が「飽和」し、演奏にせよ、レッスンにせよ、
プロデュースにせよ、「これ以上増やせない」という状態で、
ブログで「広報活動」しても仕方ない、という状況が理由の一つ。

或いはプログで何かを(教室関連の事が殆どですが)書き始める横から、
状況や考えが変わり、書き直す内に他の事が忙しくなって、
書きかけの侭、放置する、という状態が続きました。

別段「商売繁盛」してた訳では全くありませんが、
中途半端に関わったり、完結できない侭の仕事や事態に忙殺されていた、
のが僕の2015年度でした。

こんなこっちゃあアカンのは確かで、年末に向かい、
この再、去年中にある程度以上の成果が見られなかった
仕事や生活の事項を思い切ってリストラ敢行し、
少しはすっきりした出発となった2016年の正月です。

それでブログの話ですが、
「再開」については、最早、「タバコが止められないオジサンの禁煙宣言」の如く、
何度か言いつつ、絶えてしまったのが昨年でしたが、
今年こそは(?)もう少し小まめにアップロードさせて頂きます。

というのは「一体、こんな駄文、誰が読むんやろう」と思いつつパソコンに向かう僕ですが、
時たま面識がなかった方から「ブログを読んだ。それに影響されてこうやった」というメールや、
或いは電話や実際にお会いした際にお話し頂く事が侭あり、「へぇー、結構、読んで
下さるんやなぁ」と気持ちを引き締めました。

まぁ、書いている事が間違っている場合がない筈ないですが、
僕なりに何層かの体験を経た獲れた考えや、
研究した事しか書いてないつもりですから、
いい加減には考えておりませんが、
尤もそれが若干のプレッシャーとなり、
原稿として書いたものの「公開」するに足りる内容かな、
と自問すればまだまだな訳で、それもブログから離れた一因でした。

尤もブログでの「公開」は億劫になっていましたが、
日々、色々な方から頂くメールに対しては、
移動時間や自由時間に返信を書き続けておりました。

考えてみれば、プライバシーに関わる部分は別として、
そうやって書いている文章をそのまま本ブログに公開させて貰えればいいかな、
と発見しました。

どの道、同じ事を返信として書く訳で、ならばブログでの公開文書として一括した方が
効率的だな、というのも理由ですが、頂くメールや返信の内容がなかなか面白く
(第三者が読んでもタメになる)、マンツーマンで終わらせるのが勿体ない、とも思えます。

又、レッスン時間が飽和、つまり生徒数が限界(といっても他の教室からすれば少数ですが)に達し、
故に積極的には「生徒募集」しなくなっておりましたが、本年からはRumiさんとYukiさんの
ダブル「ui」さんが講師として稼動開始する事になり、教室の生徒数のキャパが広がり、
僕達の教室について更に知って欲しい…分かりやすくいえば「生徒募集」再開…という事情もあります。

並行してRumiさんとの「Elegance Swing」スタイルの、Yukiさんとの「Lounge Music(Club Jazz)」
スタイルのユニットに加え、僕のソロピアノの演奏稼業も拡大しよう、という魂胆もあります。

という訳で「広報」営業活動も兼ねてしまいますが、
皆さんから頂いたメールに対する返信をここで書かせて頂く、という形が中心になる筈ですが、
本ブログを再開させて頂きますので、今後とも宜しくお願いします!

Kimball Piano Salon /チャールストン倶楽部 代表 藤井一成

http://www016.upp.so-net.ne.jp/kimball/Kimball_Piano_Salon

PS,新年のめでたい画像なぞあれば宜しいが、生憎、手元にある写真は、
日々のレッスンで書き散らかしている「理論」の説明メモのみ。
こんなものでも宜しければお目通し下さい。
2016-01-19 17-13-00.778.jpg


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:資格・学び

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。