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ブログを再開します!大阪梅田Kimball Piano Salon 主宰者の [Kimball Piano Salon]

ブログを再開します!

皆さん、こんにちわ。併せて遅くなりましたが「新年おめでとうございます」。

昨年以来「プログをこまめに更新します!」といいつつ「休止」状態が続き、
ご無沙汰しておりました。

実際の生活や仕事は「休止」していた訳でなく、
むしろ仕事が「飽和」し、演奏にせよ、レッスンにせよ、
プロデュースにせよ、「これ以上増やせない」という状態で、
ブログで「広報活動」しても仕方ない、という状況が理由の一つ。

或いはプログで何かを(教室関連の事が殆どですが)書き始める横から、
状況や考えが変わり、書き直す内に他の事が忙しくなって、
書きかけの侭、放置する、という状態が続きました。

別段「商売繁盛」してた訳では全くありませんが、
中途半端に関わったり、完結できない侭の仕事や事態に忙殺されていた、
のが僕の2015年度でした。

こんなこっちゃあアカンのは確かで、年末に向かい、
この再、去年中にある程度以上の成果が見られなかった
仕事や生活の事項を思い切ってリストラ敢行し、
少しはすっきりした出発となった2016年の正月です。

それでブログの話ですが、
「再開」については、最早、「タバコが止められないオジサンの禁煙宣言」の如く、
何度か言いつつ、絶えてしまったのが昨年でしたが、
今年こそは(?)もう少し小まめにアップロードさせて頂きます。

というのは「一体、こんな駄文、誰が読むんやろう」と思いつつパソコンに向かう僕ですが、
時たま面識がなかった方から「ブログを読んだ。それに影響されてこうやった」というメールや、
或いは電話や実際にお会いした際にお話し頂く事が侭あり、「へぇー、結構、読んで
下さるんやなぁ」と気持ちを引き締めました。

まぁ、書いている事が間違っている場合がない筈ないですが、
僕なりに何層かの体験を経た獲れた考えや、
研究した事しか書いてないつもりですから、
いい加減には考えておりませんが、
尤もそれが若干のプレッシャーとなり、
原稿として書いたものの「公開」するに足りる内容かな、
と自問すればまだまだな訳で、それもブログから離れた一因でした。

尤もブログでの「公開」は億劫になっていましたが、
日々、色々な方から頂くメールに対しては、
移動時間や自由時間に返信を書き続けておりました。

考えてみれば、プライバシーに関わる部分は別として、
そうやって書いている文章をそのまま本ブログに公開させて貰えればいいかな、
と発見しました。

どの道、同じ事を返信として書く訳で、ならばブログでの公開文書として一括した方が
効率的だな、というのも理由ですが、頂くメールや返信の内容がなかなか面白く
(第三者が読んでもタメになる)、マンツーマンで終わらせるのが勿体ない、とも思えます。

又、レッスン時間が飽和、つまり生徒数が限界(といっても他の教室からすれば少数ですが)に達し、
故に積極的には「生徒募集」しなくなっておりましたが、本年からはRumiさんとYukiさんの
ダブル「ui」さんが講師として稼動開始する事になり、教室の生徒数のキャパが広がり、
僕達の教室について更に知って欲しい…分かりやすくいえば「生徒募集」再開…という事情もあります。

並行してRumiさんとの「Elegance Swing」スタイルの、Yukiさんとの「Lounge Music(Club Jazz)」
スタイルのユニットに加え、僕のソロピアノの演奏稼業も拡大しよう、という魂胆もあります。

という訳で「広報」営業活動も兼ねてしまいますが、
皆さんから頂いたメールに対する返信をここで書かせて頂く、という形が中心になる筈ですが、
本ブログを再開させて頂きますので、今後とも宜しくお願いします!

Kimball Piano Salon /チャールストン倶楽部 代表 藤井一成

http://www016.upp.so-net.ne.jp/kimball/Kimball_Piano_Salon

PS,新年のめでたい画像なぞあれば宜しいが、生憎、手元にある写真は、
日々のレッスンで書き散らかしている「理論」の説明メモのみ。
こんなものでも宜しければお目通し下さい。
2016-01-19 17-13-00.778.jpg


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Kimball Piano Salon サイトの改修開始! [Kimball Piano Salon]

皆さん、こんにちわ、というかご無沙汰してます。

ご無沙汰の理由の一つは「多忙」。週七日ピアノとマイクの前に居ついているような
僕でも結構忙しいんですね。

尤も世の中に「多忙」でないヒトなん存在だろうし、
「多忙」を何かの理由にするヒトに限って、
ダラダラと「ストレス解消」に明け暮れる「暇」な日常を
浪費している様子。

なんでそう思うか、といえば、僕がそうだもの(汗)。

という訳で、なんとか密度の高い人生を目指し、
自らを叱咤激励すべく、このブログに様々な計画を書いている訳です。

ところで「仕事の多忙」を理由にサボりがちな本ブログですが、
考えてみれば、このブログを読まれて、僕が大阪梅田で主宰する
「Kimball Piano Salon」の音楽教室の生徒募集や、
「チャールストン倶楽部」のアーティストに募集に応募して下さる方も少なくありません。

つまり本ブログも「広報活動=仕事」になってるなぁ、と改めて想った次第。

ホームページを更新せねば

「広報活動」といえば、久々に「Kimball Piano Salon」のホームページの改修に入りました。
尤も今時点、皆さんがアクセスされても、元のページしか観れません。

http://www016.upp.so-net.ne.jp/kimball/Kimball_Piano_Salon

元の「原稿」に相当する部分を改修し、一気に公開しますので、
もう少々お待ち下さい、というか、改修後には是非ご覧下さい。

「Kimball Piano Salon」のHPはそう大きな変化はありませんが、
これが作られた三年くらい前と現在とでは「音楽教室」にせよ「スタジオ」にせよ、
色々な部分が変化しており、つまりはHPと実際のズレを直す必要が生じています。

三年前と違い、現在はKPSの「音楽教室」は「チャールストン倶楽部」として独立し、
「ピアノ・ソサエティ」は「リー・エバンス協会」に入れ替わっています。

つまりは「チャールストン倶楽部」や「リー・エバンス協会」のホームページも
作らねばならないのですが、先ずはKPSホームページの改修から。


「オンライン・ショップ」と「オンライン・スクール」がオープン

ところでKPSのホームページが実態と同期させるべき内容を修正したとて、
本ブログをお読みください皆さんには、特に目新しい話はないかと思います。

唯一目新しいのが上記二つ。

「オンライン・ショップ」というのは「リー・エバンス」関連や
「スタインウェイ・ライブラリー」「マーサー・ミアー」等、
単純な話KPS/チャールストン倶楽部の音楽教室で用いる教材を
購入できる、という趣旨。

かと言って本や楽譜を売りまくって儲けたい、という意味ではなく、
上記の教材や楽譜集等をご紹介するのが目的。

多分、僕や生徒さん他による「デモ演奏」が動画で観られ、
「なるほど、こういう雰囲気の曲か」等がわかるようになる筈。

もう一つの「オンライン・スクール」は、まだホームページにも公開してないし、
仕様も決まっていませんが、遠方の方から「オン・ラインでレッスンして欲しい」
とのご要望が届き、試験的に開始した所、案外に好評でしたので、
これを、きちんとして企画にしよう、という魂胆。

という所ですが、おっと時間が来ましたので、又、次回お目にかかりましょう。

という訳でリンクは「オンライン・ショップ」で扱う、
「チャールストン倶楽部」音楽教室ての教材の一つ、
「Stride Piano」の曲集。

Kimball Piano Salon 主宰 藤井一成 (講師/弾き語り)
大阪市北区豊崎3-10-2 I&F梅田ビル705 (梅田芸術劇場北向かい)
℡ 0705-436-5371 (直)


Harlem Stride Piano Solos/F0693

Harlem Stride Piano Solos/F0693

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: Warner Bros Pubns
  • 発売日: 1990/06/01
  • メディア: 楽譜



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再び「モダンジャズ」の勉強を始めましょう! 大阪梅田Kimball PS [Lounge Music Project]

どうもブログ活動(?)をご無沙汰している僕ですが、
皆さんは如何お過ごしでしょうか?

ブログを怠けていますが、実生活も相変わらずダラダラしており、
その為、「やらねばならない仕事」が山積みのまま放置されている、
という典型的「貧乏父さん」状態にある僕ですが、
凝りもせず、次から次へと「面白そうな仕事」に手を出してしま、
「貧乏暇なし」の悪循環が断ち切れない、というのが前回明かした
僕の実情でした。

それでもって最近、俄かに「面白そう」だから、
と力を入れているのが、このブログでも取り上げ中の
「Lounge Music Project」です。

「Lounge Music」とは銘打ってますが、
僕達自身が演奏したり、或いは音楽教室として展開するのは
「Lounge Jazz」のみ。

尤も「Lounge Jazz」という定義はなく、
やっている人夫々が自分のスタイルを自称するだけでして、
僕達の「Lounge Jazz」もあくまで、僕達のスタイルに過ぎません。

とはいえ「Lounge Jazz」といえば、
何となく「こんな音楽だろう」というイメージが伝わる訳で
なかなか便利な用語ですが、尤も、これをちゃんで学び、
ちゃんと演奏する、というのは相当に大変な話なんです。

ところで僕自身とっては「Lounge Jazz」は興味が沸いたから新規に始めよう、
という話ではなく、どうにかこうにか「職業音楽者」として生活が立ち始めた
三十才位から現在に至る二十年も関わってきた仕事であり、
いい加減な飽きてしまい、本当にこの三年位は休業していた程です。

これは「Lounge Jazz」自体にも飽きた、というよりは、
夜向けスーツに着替えて、カフェ・バーだかでピアノを弾く、
という年月に厭いてしまった、という事が一点。

自分を直視すれば、仕事で要求されるレベルなんざ、
「手癖」と惰性だけでも賄えるとしても、
かと言って本当にアートな場では通用しない、という事への
苛立ちが興っておりました。

「音を楽しむ、と書いて、音楽と読むみたいな事を
立派なオッサンが尤もらしい顔で話したりしますよね。

しかし元の中国語の語感では「音楽」とは「音の楽士」であり、
「楽士」とは孔子みたいに「道を極めた後に至る世界の住人」という所ですし、
英語のMusicもギリシア神話の「ミューズ(美の女神)」が語源にありましょう。

従って「音楽」やMusicは、「音を楽しむ」というよりは、
「血みどろの修行を経て到達する安息地」という所で、
むしろ「茶道」とか「柔道」に倣い「音道」と称した方が
本来の意味を伝えましょう。

或いは「日本人はなんでも直ぐに頑張るが、西洋人は楽しんでやる」
みたいな話をするオッサンがいますが、これも嘘。
まぁ敢えていえば日本人は「結果」に拘り過ぎ、
西洋人は「過程」を楽しむ、という感はありましょうが、

いずれにせよ「汗」「涙」「血(?)」を流さずして、
「創造」はありえず「美の女神」さんとやらも振り向いてくれません。

そんな訳で「手癖と惰性」に陥ったしまった自分の「Lounge Jazz」の
リセットの必要性を感じていた所、たまたま「チャールストン倶楽部」
を主宰する事で「ラグタイムやスゥイング」スタイルと出会い、
暫くは、そちらに専心していた次第、という事も
このブログでは何度かお話ししました。

ところで何故今になって再び「Lounge Jazz」への取組みに戻ったのか?
というか「チャールストン倶楽部」との並行を目指したのか?

誤魔化しが効かない「オールドタイム」で基礎力アップ

これも何度か書いた話ですが「チャールストン倶楽部」というのは、
1920~40年代位の「モダーン・エイジ」と呼ばれるニューオリンズ・ジャズや
スゥイング・ジャズ等の「オールドタイム」と呼ばれるジャズを専門とします。

これも何度か書きましたが、僕は長年「ジャズピアノ」を演奏したり教えたりしており、
上手いか下手かは知りませんが「ジャズピアノ」に必要な技法や知識は一渡り習得したつもりでした。

尤もこれは日本で「Jazz」を指す「モダンジャズ」に限られており、
いざやってみると「オールドタイム」に共通する「ストライド・ピアノ奏法」が
全然できない、とわかりました。

具体的には十度のベースがパッパッと弾けない、という事もありますか、
そもそもベースの設定が「ジャズピアノの教科書」にある「ルートと5thを交互に弾きます」
的ルーズなものではない、とアート・テイタムやテディ・ウィルソンはもとより、
スコット・ジョプリンみたいな古いラグタイムですら違う、と分かったからです。

どうも分析していくと、単に和音から「ルート」と「5th」を取り出して弾けばいい、
というファーストフード的なものではなく、バッハの音楽のように
メロディー対しての対位法的ラインを構築していくのだな、と分かりました。

早い話、それまでの「ジャズコード」やら「フレーズ」パターンの
貼り付けによる「ジャズピアノの弾き方」では、
ビル・エバンス風やキース・ジャレット風のなにやら難しげな
パターンでこそ格好がついても、シンプルなラグタイムでは
貧弱さが露呈してしまう、と。

例えば、言っちゃあ悪いがジャンクフード系ハンバーガー店の
ハンバーガーを分解し、パンだけ食べる、とかハンバーグだけ食べる、
とかすれば、そりゃあお粗末な味しかしないですよね?

何とかカンとはバーガーとか言って、一見豪華風のものが入ってたり、
ドロドロのソースがかかっているから何やら美味しく思えてしまう、という所。

ところが「オールドタイム」ジャズの場合、
パンだけ、とかハンバーグだけ、とかレタスだけ、の「素材」
の一つ一つとか、その組み合わせの妙だけで勝負せねばならず、
つまりは誤魔化しが効かない訳。

かっての僕は、いわばマクドのビッグバーガーを買ってきて、
ケチャップの換わりに「ケチャップとマヨネーズを混ぜたソース」を用い、
市販のサラダやチーズを乗せ、それで「豪華バーガー」と称していたようなもの。

チキンラーメンにいかに豪華な具を乗せようが所詮はチキンラーメンではないですか?

「オールドタイム」を勉強し始めた所で、どうもそれまでの勉強の内容自体が
間違いで、本質的な部分、つまりは美味しいパンを焼くとか、本物のハンバーグを
焼く、という事の熟達は当然として、本当はパンに使う小麦粉作りから
考えねば美味しいハンバーガーならぬ、本物の「音楽」は作れない、とわかった次第。

そういう意味で三年間の「チャールストン倶楽部」での勉強は有意義でした。

今後の「チャールストン倶楽部」と「Lounge Music Project」の使い分け

ところで「チャールストン倶楽部」は僕にとっては過去の話ではなく現在進行形。
つまりは「Lounge MusicProject」と並行する訳ですが、両者の大きな違いは、
基本となるジャズスタイルにあります。

つまり「チャールストン倶楽部」が1940年代頃までの「オールドタイム」に対し、
「Lounge Music Project」はそれ以後の「モダンジャズ」。

僕自身は「ストライドピアノ奏法」を勉強した事で、
かえって「モダンジャズ」方法について別な観点から視れる様になり、
知らぬ間にスキルアップができてと思っています。

とは言え、基本的な違いは、ピアノ奏法よりも、
むしろバンドというか「伴奏」にあり。

僕は「オールドタイム」の「ストライドピアノ奏法」を勉強した理由ですが、
「モダンジャズ」というのはベースやドラム等の「リズム隊」との合奏が
ピアノ音楽の前提でした。

勿論、ビル・エバンスやジョン・ルイス等に「モダンジャズ」のソロピアノの
名盤CDがありますが、それでも本来はベースやドラムを伴うバンドが基本。

例えばクラシックのバイオリン演奏はピアノなりの「伴奏」があるのが普通ですが、
「ジャズピアノ」におけるベースやドラムも同様。
クラシックにも「無伴奏バイオリン・パルティー他タ」というのがありますが、
「モダンジャズ」でのピアノソロは、いわば「無伴奏ジャズピアノ」という所。

ところでクラシックの場合は「無伴奏ピアノソロ」なんていわないし、
そもそもソロピアノで完結した音楽になっていますね。
この点は「オールドタイム」も同様で、むしろソロピアノがこそ
「完結」したピアノ音楽になっています。

これは左手のあり方がクラシック同様に、いわば「伴奏」の役割を果たすからです。

逆にいえば常にドラムやベース等のリズム隊を伴って本番や練習ができるならば
「モダンジャズ」の方が楽しい訳ですが、実際には、そんなメンバーも空間もありません。

僕は長年、カフェ・ラウンジやらレストラン・バー等で演奏しましたが、
流石にグランドピアノはありましたが、ベースやドラムを入れるスペースも
人件費もなく、結局「無伴奏ピアノソロ」をやるのか?という話になりました。

尤も1990年代初頭から契約によってKORGやYamaha等と「自動伴奏キーボード」を
仕事用に導入。つまりベースやドラムのみならずフルオーケストラ伴奏みたいな
サウンドででの演奏が可能になりました。

ちなみに、この手の「自動伴奏」は編成的にはシンプルにするほど、
実際のピアノ演奏が引き立つ訳で、僕自身はベースとギターしか鳴らしません。
(自分ではナット・キング・コール・トリオみたいなつもりですので。)

尤もホテル等と長期契約でレギュラーとして演奏するならば宜しいが、
単発のライブ等が続くと、基本的にグランドピアノがある場の仕事しか請けないにせよ、
単にキーボード一台、PAスピーカー一台運ぶのも年齢と共に億劫になりました。

その点からもピアノ一台で完結する「ストライドピアノ」=ラグタイムやスゥイングが
便利良かったのですが¨。

とはいうものの、「モダンジャズ」が本来の僕の専門ですから、
ベースやギターを伴う演奏の方が正直言って僕自身安心してご提供できる訳です。

かと言って「キーボードの運搬が面倒」という事もありますが、
実は「音楽教室」としてレッスンする場合に生徒さんにも、
それらのキーボードが必要となり、別にセールスマンをしている訳ではないにせよ、
販売云々という話になってしまい、これも煩わしい話でした。

ところでi-phone等のスマホやパソコンは誰でも所有する時代になり、
しかも無料アプリで教材用のデーター、つまりベースやドラム等の
「伴奏」を生徒さんのご負担なしで提供できるようになりました。

ならば良い環境での練習が生徒さんにも可能な訳で、
改めて「モダンジャズ」に手を伸ばしても良いかな、と。

勿論、電気ものを用いない「チャールストン倶楽部」的な音楽も発展させますが、
改めて電気楽器というかパソコン等の環境を活用しての音楽が展開できるかな、
と新たな関心がわいてきた次第です。

という訳で「Lounge Music Project」が再び勃興してきました。

次回はその内容他。写真はKimball Piano Salon梅田です。

Studioの風景.png


Kimball Piano Salon / Lounge Music Project音楽教室 
http://www016.upp.so-net.ne.jp/kimball/Kimball_Piano_Salon/Home.html

Lounge Jazz Piano 科 Lounge Jazz Vocal 科生徒募集中
大阪市北区豊崎3-10-2 I&F梅田ビル705 電話0705-436-5371
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Lounge Jazzと「ラウンジのピアノ演奏」の違い 大阪Kimball PS音楽教室 [Lounge Music Project]

前回,Kimball Piano Salonで展開している「Lounge Jazz」について書いた所,
「Lounge Jazzってナニ?」というご質問を頂きましたので,今日は僕達の
「Lounge Jazz」についてお話ししましょう。

Lounge Jazz=Jazz系「Lounge Music」だけど…

副題の通り,「Lounge Jazz」は「Lounge Music」の一種ですが,
そもそも「Lounge Music」とは何か?が不明ですよね。

尤も「Lounge Music」に関しては業界(?)の定義はなく,
漠然と「空港やホテルのレストラン/カフェ・ラウンジのBGM」というイメージを
何となく共用している,という所でしょう。

僕達はその中の「Jazz系」ですが,「Lounge Music」には「ラテン系」もあれば,
「クラシック系」からポルカやマズルカというヨーロッパ系民族音楽のにバンドもあります。

日本では「会話の邪魔にならないBGM」という面が強調されますが,
本来は「ダンスの伴奏音楽」という役割もあり,日本と異なり欧米では
「格式の高い」場所ほど「社交ダンス」等のダンス・タイムが必ずあり,
むしろ「踊りたくなるような演奏」ができるか否かがバンドの評価となります。

つまりはカーメン・キャバレロのような「1950年代ボールルーム」音楽系のみならず,
モーッアルトやテレマンのようなクラシック~バロックの楽聖達も
「Lounge Music」してた,と言える訳です。

早い話,クラシックを本当に演奏できれば…ちゃんとしたリズム感覚での
ベートーヴェンやハイドンを演奏できれば…「クラシック系」の「Lounge Music」の
演奏家でもあられる訳ですね。


気色の悪い「ラウンジのピアノ」はご勘弁を!

ところで僕が「Lounge Jazz」の音楽教室(大阪梅田Kimball Piano Salon)を主宰している故か,
いわゆる「ラウンジのピアノ奏者」の方々が訪ねて来られる事も少なくありません。

基本的に外部の奏者の方に対し,どこぞの演奏の仕事を斡旋する,という
「人材派遣」業務はやっていないし,何度かレッスンを受講すれば仕事を斡旋します,
という「事務所系音楽教室」ではKPSはないので折角来られても落胆される事が殆どです。

尤も三十代も後半になれば「賞味期限(?)」が過ぎるらしく,
その手の演奏仕事が激減とかでスキルアップによる挽回を謀るが為,
僕のレッスン受講を希望される方もおられます。

まぁ,正直言って,その手の「ラウンジ・ピアノ奏者」の方々の演奏とやらは,
相当に悪い(「レベルが低い」ではなく「質が悪い」)というのが偽らざる所です。

ピアノ奏法の一からやり直す,何てのは普通として,
むしろ「音楽としての探究心=向上心」の欠如こそが最悪の欠点なのですが,
それでも音楽に対するいい加減な態度を改めようというヒトは宜しいが,
相変わらず「最小限の努力で最大限の収入を」を考えるヒトに対しては,
同趣旨の「農薬入り冷凍餃子」を常食される事をお奨めする次第。

話しが飛びましたが,この手の「ラウンジのピアノ」演奏と,
本来の「Lounge Music」を混同される方が少なくないのは,
迷惑な話です。

「ちゃんとしたJazzのスキル」を有するのが「Lounge Jazz」

ところで「Lounge Jazz」でネット検索されれば色々な演奏家で出てくる筈です。
「Lounge Jazz」と称しても,色々なスタイルがあるのは,これ又,
「業界」の定義がなく,それぞれが自分の音楽を「Lounge Jazz」と称するからです。

勿論,色々なスタイルもあれば,ピンからキリ迄,クオリティにも差がありましょう。

僕達の「Lounge Jazz」のクオリティ順位についてはさて置き,
予めお断りしておきますが,別段,僕達のスタイルが
「Lounge Jazz」の標準という事は全くありません。

僕達のスタイルは1950年代のエロール・ガーナーや
オスカー・ピーターソン,ナット・キング・コール等の
「中間派」と呼ばれるジャズを基調とします。

これが1960年代のビル・エバンスやハービー・ハンコックのスタイルだったり,
1970年代のフュージョン・スタイルだったりする訳で
「Lounge Jazz」と言っても色々なスタイルがある訳です。

いずれにせよ,「ジャズ」として,ちゃんとしたモノでないと駄目なんです。

これが単に「ジャズ風」なだけでは気色の悪い「ラウンジのピアノ」に過ぎない訳です。

ちなみに日本でも昔は,キャバレーやテレビの歌謡番組でも
「ちゃんとしたジャズ・バンド」を起用しての「Lounge Music」や伴奏を結構高給で雇いましたが,
今時は「ラウンジのピアノ」を安いというか分相応な「バイト代」で雇いいい加減に演奏で
お茶を濁す,という例が少ないないようで嘆かわしい限りです。

とはいえ,僕達としてはビシーっとJazz …或はクラシックでもラテンでもフォークでも
構わないのですが…で「本物のLounge Music(Jazz)」を提供し,しっかりと
頂くものは頂く,という営業方針を基本とする訳ですね。

結局の所,「Lounge Music」として良いか駄目か,は,
基本となる「Jazz」なりクラシックなりが「本当に出来ているか」否か次第。

そういう意味で,確かに僕達は「Lounge Jazz」という領域に活動を限定しつつありますが,
同時に「ちゃんとしたJazz」を目指し,或は音楽教室として生徒さんには学んでいただく,
というコンセプトにあります。

*********
というようなお話でしたが,次回は僕達が提唱する
「中間派(スゥィングとモダンの中間)ジャズ」による「Lounge Jazz」について
ご紹介しましょう。

Kimball Piano Salon 主宰 藤井一成

「Lounge Music Project音楽教室」ピアノ/ボーカル/弾き語り

http://www016.upp.so-net.ne.jp/kimball(音楽教室のサイト)

リンクはピアノ科の基本教材「オスカー・ピーターソン」の教材


Jazz Exercises, Minuets, Etudes & Pieces For Piano

Jazz Exercises, Minuets, Etudes & Pieces For Piano

  • 作者: Oscar Peterson
  • 出版社/メーカー: Hal Leonard Corp
  • 発売日: 2005/10/30
  • メディア: ペーパーバック



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改めて「Lounge Jazz」のピアノとボーカルを  大阪梅田KPS音楽教室主宰 [Kimball Piano Salon]

皆さん,こんにちわ。暫くご無沙汰しておりました。実は二月以来体調不良と共に

「貧乏暇なし」状態が悪化。

終日ダラダラしているせいか,中途半端なままの仕事が蓄積し,

かと言って放置する訳にもいかず,その対応から「貧乏暇なし」状態に。


これが「ちゃんとした人」ならば,複数の仕事を同時進行させ,しかも全てにおいて成果される結果,

「金持ち父さん」として成功されるんやろうな,なんて事は位は僕でも分かります。


という訳で音楽業界のヤオヨロズな仕事に関わる僕ながら,

「貧乏暇なし」からの脱却を目指し,一つ一つを完結させねばと改めに思う次第。


そういえば本ブログでは僕が代表を務めるプロジェクトとして,

1, Kimball Piano Salon
2,Shizen
3,チャールストン倶楽部
4, リー・エバンス協会

の四組をご紹介しました。


「Shizen」は音楽よりも「食」文化が中心で,「リー・エバンス協会」も文字通りエバンス関連に
限定。僕自身の音楽演奏やジャズ教育は「Kimball Piano Salon」と「チャールストン倶楽部」
で展開しています。

1920~40年代の「ニューオリンズ・ジャズ」や「スゥィング・ジャズ」等の「オールド・スタイル」を担うのが
「チャールストン倶楽部」で,1950年代以後の「モダン・ジャズ」を核とする「Lounge Jazz」を提唱するのが
「Kimball Piano Salon」です。


この一年位,このブログでは「チャールストン倶楽部」の事ばかり書かせて貰ったのは,
「チャールストン倶楽部」に力を入れている,という事もありますが,
「チャールストン倶楽部」での音楽活動に関しては僕自身,整理できてない部分が多々あり,
それを書くことで整理しよう,という一石二鳥が一つ。


且,「チャールストン倶楽部」のジャズピアノ・スタイルのお手本であるファッツ・ウォーラーにせよ,
テディ・ウィルソンにせよ,それらのスタイルの習得を未だできていない,というか,僕自身が
勉強する目的で「チャールストン倶楽部」を作った訳です。


対して「モダンジャズ」の方は,僕が学生時分に大流行していた「アイビー・ファッション」の如く,
放っておいたって弾けてしまう程度には馴染みがあります。滅多に行きませんが,
ピアノ屋さん等の電子ピアノやピアノを試弾する際には,無意識に「モダンジャズ」の巨匠,
ビル・エバンス風のピアノを弾いてしまいます。

別にビル・エバンスのピアノ・スタイルが大好き,という事はありませんが,
鍵盤に手を置いて何となく弾き始めると「ビル・エバンス風」になってしまう,
というご経験はジャズピアノをある程度習得された方の誰もが経験されるでしょう。

勿論「ビル・エバンス風」と「本物」のビル・エバンスは全く違うのですが…。

とは言え,僕自身からすれば,1950年以後の「モダンジャズ」は,
母国語である日本語とはいえないにせよ,カタコト程度ではできる英会話のようなもの。
対して1940以前の「スゥィングジャズ」となると,正直言ってカタコトどころか,
ガタゴト(?)にしかできません。

まぁ言い訳と,自我自賛すれば,日本では「スゥィングジャズ」以前のスタイルに関しては,
ガタゴトにも弾けないジャズピアノ奏者が大半ですし,ましてや,その習得方法なぞ
雲を掴むようなもの。

だから「基礎」的な部分に関しては体系的なレッスン・メソードを作り,
僕が「チャールストン倶楽部」で一応は教えている,というのは,
全くゼロではない,少しはできる訳で,他に負けている(?)訳ではありません。

ところで「モダンジャズ」に関しては,日常生活にはそう不自由しないカタコト英会話程では
タカが知れており,本当に修得せねばなりません。

そもそも「演奏」の仕事を頼まれた場合,僕は「モダンジャズ」基調の
「Lounge Jazz」でしかやらない,というか,やれない訳で,
僕自身は何となく飽きておりましたが,やはり,初心に返り,
自分自身の演奏や知識に手を入れようと思います。

という訳で暫くは「Lounge Jazz」やその習得方法等について,
且,営業宣伝(?)を兼ね,「Lounge Jazz」のレッスン活動を展開する
「Kimball Piano Salon」についてお話させて頂きたいと思います。

つづく

リンクは「Lounge Jazz」のお手本の一つオスカー・ピーターソンの楽譜


Kimball Piano Salon主宰 藤井一成 

Kimball Piano Salon 音楽教室生徒募集中! Lounge Jazz 科(ピアノ,ボーカル,弾き語り) Salon Classic科(クラシック&ヒーリング,ピアノ&作曲)
大阪市北区豊崎3-10-2 I&F梅田ビル705
(大阪梅田芸術劇場北向かい) ℡ 070-5436-5371(藤井直通)


The Very Best Of Oscar Peterson: Artist Transcriptions, Piano

The Very Best Of Oscar Peterson: Artist Transcriptions, Piano

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: Hal Leonard Corp
  • 発売日: 2006/01/04
  • メディア: ペーパーバック



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「ジャズ・アドリブ」を「作曲法」習得で学ぶ,という考え方  [Lee Evans Society]

皆さん,こんにちわ。実は先週末以来,僕の体調が悪化し,
日中の業務はこなすとして,夜は「内職」せずに早々と(と言っても深夜0時過ぎ)
に寝てしまう,という「健康的(?)」に状況となり,ブログは暫くお休みさせて頂いておりました。

僕のような「よろず音楽家」は「何も仕事もしてない」ように見えて,
(実際,大して仕事していないのですが)案外に多忙でして,
八時間も九時間も寝る,なんて事は月に一日あるかないか,という年月でした。

尤も今回の養生を機に「遅寝早起き(?」)を改め,「早寝遅起」&効率的な日中で,
価値のある時間を増やせるように発起したいものです。

という私事はさて置き,話題を前回迄続けていた「エバンス・メソッド」に戻しましょう。


前回迄米国のジャズ教育家;Dr.リー・エバンスによる「ジャズ・ピアノが弾けるようになる」
メソッドである「エバンス・メソッド」についてお話しておりましたが,
前回から日が開きましたので,先ずは「エバンス・メソッド」について復習しましょう。


「エバンス・メソッド」の特徴として「ピアノ経験がない」とか「ジャズやポピュラー経験がない」
という未経験や初心者の方に重点を置く,という点が上げられます。

大抵の「ジャズ・メソッド」は「基本的にピアノが弾ける」事が前提で,
「クラシックの和声学を習得した」とか「自己流だろうが,とりあえずアドリブができる」等の
何某かのスキルや経験を前提として構築されています。

逆にいえば
・ピアノが弾けない
・コード進行等の理論を知らない
・ジャズを聴きこんでいない

等の「一般人(?)」が本屋さんで良さげな教材を買ってきて,
演奏や理論を独学しようとしても,最初の二三ページも挫折してしまう,
というパター…に終わる方が少なくありません。

その点「エバンス・メソッド」の場合,
例えば「ピアノ教本」である(国内版)「プレイ・ジョイ・ブック」3~4なぞ,
「バイエル程度」のピアノ経験があれば,
「とりあえず誰にでも最後の曲まで弾ける」訳で「挫折」のリスクが軽減されます。

まぁ「弾けた」からそれで済むのか,といえば,全然そうではないのですが…。

とはいえ「ピアノが弾けないヒト」には「ピアノを弾けるようになる事」から,
「コードネームを知らないヒト」には「コードネームのABC」から学べる
「ジャズピアノ・メソッド」というのは極めて特殊というか貴重でしょう。

ちなみに「ピアノが弾けないどころか音符もよく読めないんです」という方の為には
「ファイブ・フィンガー・ポジション」と呼ばれる五本指で弾ける練習曲(「プレイ・&ジョイ・ブック」2巻)
が用意され,更に「楽譜の書きかた」から学べる「ソルフェージュ」として,
「ラーン&クリエイト」ブック1巻が用意されています。

又,この「ラーン&クリエイト」ブックは「楽譜の書き方」だけではなく,
実は「作曲」の教本なのです。

この辺りに「エバンス・メソッド」の特徴だ,というのが前回までのお話でした。

「アドリブ習得=作曲法の習得」という考え方

前項で「エバンス・メソッド」は「初心者にも対応」というお話をしましたが,
かと言えば「初心者」専用ではなく,上級の「モードの全て」や「keyboard Harmony」
等については「現役ミュージシャン」にも難しいし,「12音技法による即興」に到っては,
ミュージシャンの90パーセント以上のヒトがお手上げな高度さです。

そういう意味で「入門者~ミュージシャン」対応なのが「エバンス・メソッド」ですが,
結局,「ジャズ・メソッド」の「中級」以上になれば「アドリブ(即興演奏)」の習得が
重要になってきます。

ちなみに大体の「ジャズ・メソッド」というか「ジャズピアノが弾けるようになる方法」では,
「アドリブ」習得は,「誰かのフレーズをコピー(採譜)し,それを覚えてアドリブする場合に,
張り付ける」という「コピペ(Copy&Past)」方式を用います。

その是非はさて置きますが「エバンス・メソッド」では「コピペ」式ではなく,
「作曲法を習得する事でアドリブができるようになる」という極めて特殊な
考え方をコンセプトとします。

つづく

Kimball Piano Salon 主宰 Lee Evans Society of Japan代表 藤井一成

大阪梅田KPS音楽教室 http://www016.upp.so-net.ne.jp/kimball

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クラシックの楽譜が本当に読めればジャズ即興なぞ容易い,というピアノメソッド1 [レッスン]

「どうすれば即興演奏はでますか?」という質問をしばし頂きます。
僕が「ジャズピアノ講師」だからでしょう。

僕については「クラシック出身」のように誤解される方もおられますが,
音楽への目覚めがクラシックだった事,
出身音大がクラシック系だった事,
自宅ではバッハ以外弾かない事を除けば,
僕は「ジャズピアノ」の人。

だから「即興」なんて,このブログを書くが如く,
何という苦労もなく出来てしまいます。

ご希望とあればキース・ジャレットなみに
「一時間の完全即興演奏」でもご披露できますが,
キースと圧倒的に違い,僕のは場合,
このブログの如く,一時間位やっても意味があるのは
精々三分くらい,という単にダラダラしているだけ,
というなかなか深刻な問題が存在するのですが…(汗)。

つまりジャズに限らず,ロックやポップスの人間からすれば
そもそも「演奏」とは基本的に「即興」な訳で,
「即興ができますか?」なんて質問は来ません。

「どうすれば楽譜がスラスラと読めるようになりますか?」
なんて質問は来るんですけどね。

ちなみに「ジャズピアニスト」には「楽譜をスラスラ読む」派と
「楽譜はパッと読めない」派とに分かれます。

僕自身はクラシック・ピアノや作曲のトレーニングを受けましたから,
楽譜なぞ,老眼で読み難くなった携帯メールよりも,楽に読めますし,
ジャズの偉人達…バド・パウエル,マイルス・ディビス,ビル・エバンス等…の殆ども
「楽譜がスラスラ読める」どころが難解な楽譜を読みこなします。

尤もルイ・アームストロングとかエロール・ガーナーのように
「楽譜の読めない大アーティスト」も存在します。

つまりは楽譜なんざ読めようが読めまいが「即興」はできる,という訳です。

「楽譜どおりは演奏できるが即興はできない」って本当?

ところで「楽譜の読めない」クラシック・ピアノの人というのは存在しない筈ですが,
クラシックの大部分の人が異口同音に「楽譜どおりは演奏できるが即興はできない」
と言われます。

クラシックの場合「楽譜が読めない」なんて事は言わないでしょうが,
「即興ができない」という事は全然恥ずかしくなく公言されます。

「即興ができない」からと言ってクラシックピアニストとしての資質がない,
なんて誰も思いませんしね。

でも,これは本当は奇妙な話なんです。

そもそも「クラシック」に「即興」がなくなったのは近代以後の話しなんです

実をいえば「クラシック」で「楽譜に書いておる音」のみを演奏するよになったのは,
結構最近…第二次世界大戦後…の事なのです。

そういえば第一次世界大戦で左手を失ったピアニストの為にラベルが作曲した
「左手の為のピアノ協奏曲」は初演時,作曲依頼したウィトゲンシュタインは勝手に
即興というか曲を変えてしまい,作曲者であるラベルと喧嘩になりました。

或はショパンやベートーヴェンは,そもそも「即興演奏家(ジャズピアニスト?)」として
パリやウィーンでデビューし人気を博したものの,「作品」として楽譜に書かれたモノは
彼等の即興には劣る,とも言われました。

つまり20世紀になってレコードやラジオを発達し,
「楽譜通りに弾かれた」演奏が普及するに従って,
「クラシック=楽譜の再現」という事になってしまいましたが,
本来はポップス同様に「演奏家=即興演奏=作曲家」という図式でありました。

つまり19世紀末迄は「楽譜通りは弾けるが即興はできない」クラシックピアニストというのは,
いわば「レシピ通りには料理できるが自分ではレシピを作れない」いわばファミレスの
キッチンのバイトが「料理人」ではないが如く,ピアニストとしては出来損ないの存在だった訳です。

では19世紀迄のクラシックピアニストは「即興演奏」の勉強をしたり,才能があり,
20世紀のピアニストには突然変異的に才能が失せてしまったのか,
といえば,そうではなく,そももそ「演奏」=「楽譜を読む」という意味自体が
奇妙な形で変形してしまった,という事でしょう。

では一体なぜニワトリやペンギン等「飛べなくなった鳥」の如くに,
「クラシックピアニストが即興できない」のか?

そもそも「即興」とは何か?

どうやれば「即興」が学べるのか?

について次回お話しましょう。

Kimball Piano Salon 音楽教室 主宰 藤井一成
http://www016.upp.so-net.ne.jp/kimball

大阪梅田劇場北向かい I&F梅田ビル7o5  





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「美を創造しているか否か」が問われるジャズピアノの為の「エバンス・メソッド」 [Lee Evans Society]

皆さん,こんにちわ。NYのジャズ教育家 Dr.リー・エバンスによる「エバンス・メソッド」
についてお話していましたが,昨日は本ブログをお休みしましたので,
自分でも何を話していたか忘れてしまいました。

という訳で今日は少し話しを巻き戻して「エバンス・メソッド」についてお話ししましょう。

★エバンス・メソッドは「美を創造する」事が課題

「エバンス・メソッド」は基本的には「ジャズピアノ習得」を目標としていますが,
実は課題曲こそは「ジャズ」ながら,ジャズに限らずラテンやヒーリング,
クラシック等あらゆる音楽の基礎技能と感性を学べる,という特性があります。

日本では「なんちゃってジャズ」みたいな
「表面だけで似ていれば中身はニセモノでも構わない」という
安易な「サル真似」式勉強が持て囃されますが,
「エバンス・メソッド」に限らず,世界のマトモな勉強は,
「本質さえ押えれば表面は違っても構わない」という逆となります。

確かにDr.リー・エバンスは米国メジャーの編曲家でありジャズピアニストなのですが,
日本人が好きな「カッコいいフレーズだけをサル真似する」というジャズピアノ勉強法は
敢えて採りません。

あくまで「音楽の本質」を「解析」し,「理解」し,最終的に「創作演奏」する,という
日本人が苦手ていうか,日本にはない過程による「本質の習得」を行います。

僕は皆さんに対しても「いい加減,サル真似勉強法はやめようよ!」と提唱しましょう。

以前,オスカー・ピーターソンのエチュードについてご紹介する際にも言いましたが,
このオスカーによる名作も,「サル真似勉強法」では「なんだ,こんな程度か。
こんなもの直ぐに弾けるでぇ」としか見えないかも知れません。

ヤマハ・ミュージック・メディアによる邦題が「オスカー・ピーターソンのジャズ・ハノン」
となるのは,誰が名づけたのかも知れませんが,いかにも「指の体操」以上には
内容が見えていない「サル真似勉強法」でしか捉えていない,と自白しているようなものです。

本当は,この本一冊だけで「ジャズピアノのハーモニー構造,アドリブ方法,演奏法」等,
「ジャズに必要な全てを学べる」訳でいわば「オスカー・ピーターソンのジャズの聖書」
とでもいうべき,深い本です。

「エバンス・メソッド」にしても,子供や初級の方には,
単に楽譜を弾くだけでも大変でしょうが,
ピアノ中級以上の方には「なんだこんなもの」と思われるかも知れませんが,
「エバンス・メソッド」の各教材の「本質」を学び取る事はなかなか大変です。

例えば,これは以前も紹介した「ラーン&クリエイト・ブック」1の
「作曲課題」です。

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使える音は「ド」と「ソ」だけ。音符は四分音符,二分音符,全音符のみ。
別に「規則」はありませんから,自由に音を並べても構いません。

誰が「作曲」を試みて「間違い」にはなりませんが,
その「音楽性」については,人それぞれ違いというか高低が生じます。

本当にやる,となれば上級の方だろうが,
何度も書き直さねばならない筈です。

逆に「課題をやる」というだけならば,
本一冊丸々2時間もかからずに出来てしまいます。

或は「ピアノ教本」である「プレイ&ジョイ・ブック三巻」にせよ,
中級以上の方からば初見ででも弾けてしまうでしょう。
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ところで上記作曲課題が本当に習得するとなれば,
何度も何度も書き直さねば合格点(?)に達しないのと同様,
この練習曲といえど,本当に習得するとなれば,
はっきり言ってピアノの先生たりとて軽く一時間はかけないとモノになりません。

つまりは「エバンス・メソッド」は全て「深い課題」でできている,という訳ですね。

別な言い方をすれば「エバンス・メソッド」の「課題」は全て表面的な事ではなく,
「美の創造」ができているかどうかを学習者に問う,極めて「芸術的なメソッド」
といえましょう。

まずはこの部分こそが「エバンス・メソッド」の特性であり,
「全く新しいピアノメソッド」だといえる訳です。

おっと時間がきました。

全然話しが進みませんでしたが,明日は「三教科制」と「ソルフェージュ」について
お話しましょう。

リー・エバンス・メソッドによるレッスン Kimball Piano Salon 音楽教室 
大阪梅田芸術劇場北向い。http://www016.upp.so-net.ne.jp/kimball
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「作曲のトレーニング」で「音楽理論」をも習得する「エバンス・メソッド」 [Lee Evans Society]

昨日は「エバンス・メソッド」の三教科の一つである「ソルフェージュ」の為の教材,
国内版「ラーン&クリエイト三巻/楽譜を書く」についてお話しました。

この本の目的は「自分がイメージする音を楽譜として書き現わす能力」
を開発する事にありますが,米国版の原題「learn to Compose and Notet Music」
が示すように,「作曲法」の教材でもあります。

尤も「ジャズピアノの勉強と作曲とどう関係あんねん?」と疑問を持たれたかも知れませんね。

という訳で今日は「エバンス・メソッド」において「楽譜を書く」能力や「作曲する」能力が
重視される理由を書いてみましょう。

★「エバンス・メソッド」に「理論の本」がない訳

ところで最近「エバンス・メソッドには理論(楽典)の本はないのですか?」
というご質問を頂きます。

結論としては「ない」とも言えますし「ある」ともいえます。

但し「音楽理論の本」はありません。何故ないのか?

ジャズに限らず,クラシックにせよブルースにせよ,
「理論が分かってない」と本当にはできません。

クラシック系の人で「即興はできないが,楽譜の通りは弾けます」
という人がいますが,では今弾いている和音がドミナントなのかサブドミナントなのか?
或はドミナントとすればどの和音で「解決(Dominat Motion)するのか?
という事がきちんと説明できないのであれば,
実は「楽譜の内容」は全く理解できておらず,
単に「機械的な鍵盤を叩き」つつ適当なシナを付けているだけの
いわば「鍵盤の指体操」に過ぎず,本来の意味での「演奏」ができている訳ではありません。

もし英語の本を,意味が分からず「ふりがな」だけで「朗読」できたとして,
その本が「読めた」とはいえないのと同様です。

つまり「音楽理論」の理解なくして,クラシックやジャズの「演奏」は不可能なのです。

かように「理論」は大切。にも関わらず何故「エバンス・メソッド」には
「音楽理論(楽典)の本」がないのか?


★生産性が伴わない「理論の勉強」は無駄

僕は自分の生徒には「音楽理論(楽典)の本」の習得は全く薦めません。
かと言って禁じるほどでもないので,日本的意味での「マジメ」な生徒さんによっては,
自主的に「理論の勉強」をする方がおられます。

だけども「理論書」の問題を沢山解いたとて,
単に「理論書の問題を解く」事に強くなるだけで,
実際に「理論に強くなった」訳ではありません。

これは「ハノン」を熱心に練習したとて,
単に「ハノンが上手になるだけ」であり,
「ピアノ技術」が身に付いた訳ではない,という事です。

その辺りの考え方から「エバンス・メソッド」には「理論(楽典)の本」そのものはありません。
ではどうやって「理論」を勉強すべきなのか?


★「楽譜に書いて作曲する」=「最良の理論習得法」

「理論は必要」だが「理論書は不要」と言われても釈然としないかも知れませんが,
実になる「理論」は「理論の問題集」の○×ではなく,何らかの生産性を伴ってこそ,
漸くできるものだ,という事を覚えておいて下さい。

実は「エバンス・メソッド」にも「音楽理論の本」こそありませんが,
では「作曲のトレーニング」である国内版「ラーン&クリエイト」ブック1があります。


本書を通じ「楽譜に書き付ける」能力を養う,という事は昨日お話した通りですが,
もう一つの目標は「作曲をする」があります。

これも厳密に言えば「作曲の勉強」ではなく,
「作曲できるようになるトレーニング」という事になります。

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これも本書の最初の方の一ページですが(ちなみに国内版は日本語),
作曲の方法として「モチーフ」と呼ばれる音楽の断片を組み合わせていく,
という事を教えています。

一つの曲をフレーズを「作曲」事で自然と色々な「音楽理論」を学べる

実はここに本書が「実践を伴う理論書」だといえるのは,作曲をする為には,
先ずは五線紙にイメージしたフレーズを書付る能力が必要となります。

又,調合や音符について分かって置かないと五線紙に書きつけれません。

或は「コード進行」や旋律のアプローチ音等が理解できていないと,
具体的な作曲には進めれません。

という訳で「作曲」をする事で,必然的に色々な「音楽理論」を
自然と覚えていきます。

且,こうして覚えた「理論」は「使える理論」なのです。
だから「エバンス・メソッド」では「作曲の本」がこうして
「音楽理論」を兼ねてしまう訳です。

尤も「作曲とジャズピアノとどう関係あるねん」というご質問に答える
必要性がありますね。

おっと時間がきました。よって「作曲とジャズの関係」について
お話させて頂きましょう。

Kimball Piano Salon 代表 藤井一成

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「イメージした音を楽譜に書き付ける能力」を高める「エバンス・レッスン」 大阪梅田KPS音楽教室 [Lee Evans Society]

前回「エバンス・メソッド」には「ピアノ教本」「ソルフェージュ」「併用曲集」の「三教科」があり,
「ソルフェージュ」としては「ラーン&クリエイト・ブック1巻」という教材を用いて,
「作曲」の勉強をする,とお話しました。

「えっ作曲の勉強?!そりゃあ結構やけど,ジャズピアノが弾けるようになる事と,
どういうが関係あんの?」と驚かれたかも知れません。

という訳で昨日に続き「作曲法を勉強する事でジャズピアノが弾けるようになる」という
「エバンス・メソッド/ソルフェージュ」についてご説明させて頂きます。


★何はともあれ「イメージした音を楽譜に書く能力」を開発する

前回お話しましたが「ラーン&クリエイト・ブック1巻」の米国原版のタイトルは
「Learn to Compose and notate music」といい,
僕個人としては「エバンスの作曲教本」という邦題にした方が売れたような気がしますが,
敢えてオクト出版による国内版は「楽譜を書く」とタイトルを付けられました。

なんで「楽譜を書く」というタイトルになったのか?といえば,
実際本書の内容が「作曲技法」の習得と共に,
「楽譜を書く能力」を開発する事にあるからです。

「楽譜の書き方なんて教えて貰わんかて書けるでぇ!」と思われるかも知れませんが,
ちょっと思いついてた短いフレーズひとつといえど「楽譜に書き取る」という事は
なかなか大変な事なんです。

何拍目のどこに,何の音があり,変化は♯なのか♭なのか,
休符は八分休符か付点16分休符か,なんと事を細密に把握してないと,
ちゃんとした楽譜として書き取る事はできません。

よくジャズ=ポピュラーの勉強法として,アーティストの演奏CD等から,
フレーズや和音等を「コピー(採譜)」する事がありますが,
これも「耳コピ」だけでは効果は半減。

ちゃんと五線紙に書き取ってこそ意味があります。

確かにジミー・ヘンドリックスやビリー・ホリデー等の
「楽譜の読めない天才音楽家」は存在しますが,
彼等の場合,なる程,楽譜による読み書きはできないにせよ,
「全く異なる回路」でもって,音を細密に聴き取り,且,完全に再現する事が
できた訳で,適当に聞き取って,変形させて再現しているのとは訳が違います。

★「楽譜に書き取る能力」を高める事で「楽譜の読み」も早くなる

もう一つの効用として「楽譜に書き取る能力」を高める事で,
逆に「楽譜を読む力」が高まる,という点が上げれます。

以前,お話した通り,「エバンス・メソッド」の「ピアノ教本」である
「ラーン・クリエイト・ブック」は,流石に四巻になると楽譜を用いないと
弾けないレベルですが,1~2巻あたりならば,「ファイブ・フィンガー・ポジション」
さえ理解すれば,後は楽譜を読まずに(読ませず),先生の歌声だけを頼りに,
「聴き弾き」しても構いません。

世間よく「楽譜を使わないメソッド」なるものが何種類かありますが,
はっきり言って僕は,その主の「メソッド」では「カラオケ」以上の事はできない考えています。

或は「私は即興はできないが楽譜通りは弾ける」という方は少なくありませんが,
果たして本当に「楽譜の内容」を読み取り,再現できているのか?といえば,
精々楽譜の表面を棒読みし,勝手にシナをつけて「感情表現」している,
という演奏が殆どでしょう。

つまり「楽譜の音符のみならず音楽的意味」まで読み取る能力の開発こそが,
ピアノ・レッスンの本質ともいえますが,絶対に「楽譜なし」では駄目です。

但し,矛盾するようですが,耳で音を聴き取ったり,形式を覚えてる為に,
敢えて楽譜を用いず,感覚的に音符を演奏する,という方法も
或るレベルにおいては必ずしも悪いとは言えません。

上記「プレイ&ジョイ」の1~3巻程度をそういう形で習得しても必ずしも悪くはありません。

その変わり,必ず「ラーン&クリエイト」1巻で「作曲と共に楽譜の書きかた」を
見につけていただきたいのです。

イメージする音を楽譜に書き表せる能力が見に付けば,
イコール「楽譜を読み取る能力」も開発されています。

★単に鉛筆を持って五線紙に書く,という事もなかなかない経験です

ところで「ラーン&クリエイト」1巻の最初の課題は下記になります(注,国内版は日本語です。)

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最初の課題は使っていい音は「G(ソ)」と「C(ド)」のみ。
但し「四分の四拍子」になっており,使っていい音価は四分音符,二分音符,全音符と休符のみ。

それと二小節の「モチーフ」に続けて,方法は一切問わないから,
後半の二小節を自由に「作曲」して貰います。

本当に何をどう並べても構わないし,どれも一概に間違っている,
とはいえません。

しかし,本の少し音符を入れ替えると曲全体が見違えるように良くなる事が多々あります。

最初の二小節くらいは,誰がやっても,何となく仕上がりますが,
しかし,それに続く二小節を作曲するというのは結構大変なのです。

しかし,それを書き続けていく内に,音楽形式の色々な事が見えてくるし,
又,不思議と「楽譜を読む力」が飛躍的に向上するのです。

というお話でしたが,次回は「エバンス・メソッド」の「作曲編」は具体的に,
どうやれば「作曲」が勉強できるのか?そのあたりをお話しましょう…

リンクは「ラーン&クリエイト」1巻

PS,「エバンス・メソッド」によるレッスンを展開する「エバンス認定教室」をこれから
展開する計画ですが,取り合えず僕が主宰する「Kimball Piano Salon音楽教室」
ではレッスンを広く展開しています。

大阪市北区豊崎3-10-2 I&F梅田ビル705 (梅田芸術劇場北向かい)

Kimball Piano Salon 主宰 藤井一成

http://www016.upp.so-net.ne.jp/kimball



エバンス ピアノメソード ラーン&クリエイトブック 1 (楽譜を書く曲を作る)New YorkのJazzフレーバー

エバンス ピアノメソード ラーン&クリエイトブック 1 (楽譜を書く曲を作る)New YorkのJazzフレーバー

  • 作者: Lee Evans
  • 出版社/メーカー: オクト出版社
  • 発売日: 2010/05/27
  • メディア: 楽譜



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